概要
ゲンブより語られた地底世界に住まう生物の総称。大部分が古生代から生き続けてきた恐竜以上に大型化した古き動植物に相当し、カイレンら前世代組によって今まで漆黒の新幹線や観察側エージェント達の影響で出現してきた巨大怪物体に代わり、新たに投入された黒い貨物列車に牽引されたウェポンコンテナが分割され現れる。
キトラルザスの民の手によって絶大な攻撃力と防御力を兼ね備える武器や鎧を装着されているが、地上の現環境には全く適応出来ておらず、体外にある球体物質の補助を受けて活動する。それが破壊されると黒い粒子が発生して地下世界へ強制送還される。
超進化研究所は巨大怪物体と同義と認識している(が、起源は全く異なる)。
種類
サラマンダー・ゾラ
初めて確認されたクレアツルスの1体。両肩から火力の高い炎を放つ。巨大ビャッコの相棒として E5やドクターイエローと戦う。47話ではソウギョクの分断策で西日本に出現。東日本にも同時に別個体が出現し、コードネーム「テレストリアル・サラマンダー」の名称が与えられた。
N700SのぞみのPVでも登場し、サウザンドファングを凪ぎ払い襲うも、スプリームモードの必殺技で送還されたと推測。
ヒュージタートル
ソウギョクが漆黒の貨物列車で運んだ最初のクレアツルス。アーケロンに酷似し、空中を浮遊し、リンク合体したシャリンドリルの突貫すら通さない防御力を誇る。
続編12話でもソウギョクの暗躍で愛知県犬山に出現するも、シンカリオンZ E6こまちの銃撃とN700Sの打撃で送還される。
これのみキトラルザス側での正式名称である。
ホリッドブロッサム
中生代の被子植物を連想させるクレアツルスの1体。強酸性の液体はシンカリオンの武器やボディを瞬時に溶かしE3つばさの右腕が消失。が、アズサに頼まれたセイリュウがブラックシンカリオンで口内から侵入し体内を内部から攻撃して開通させ、隠し持っていたコアをグランクロスで粉砕し強制送還する。
続編22話でも登場。上野・不忍池地下に眠るクサビ岩を探索するZ・ドクターイエローを強襲するも、リュウジからのアドバイスによりコアの場所を聞かされた為、触手攻撃を完全回避された挙げ句トングレールソードに貫かれ送還される。
シンカリオンTwitter等ではビオランテやらモルボルを連想させるとも言われた。
ディノウイング
ソウギョクが対シンカリオン戦に投入した翼竜型。黒い貨物列車から2頭現し、空中から羽ばたきで強烈な突風を起こし、先端から異なる電気を発生させシンカリオンを一時的にも機能停止させる。本庄とダイヤの会話から電気そのものを絡めとる方法で対抗。胸部結晶体に光の光球が封じられておりE5+800とブラックシンカリオンに地底へと強制送還された。
トラキュレントシャーク
古代鮫型。全長35m。頭部や鰭に鋼の武装が施され、射出する複数の棘には金属を腐食させるアンモニア系の毒を持つ。額に光の玉が封じられており、E7のシャリンドリル・パワードモードで絡め取られて一本釣りにされ、E5に光球をカイサツソードで貫かれ強制送還された。
マスタートリロバイト
三葉虫型。全長80m(公式HPでは70m)頭部と背中に三つの光球を有するが、一つのみを潰しても瞬時に再生する。体表も硬く、触覚から黒い雷撃を発生させる。が、超進化電動貨物のウェポンコンテナから運ばれたマクラギヌンチャクを手にしたN700Aとドクターイエローの同時攻撃で光球を全て破壊され地底に強制送還された。
マキシマムドラゴン
四肢歩行竜型。全長90m。パワータイプと思いきや、軽量型シンカリオンをも上回る機動力を持ち、口から冷気を吐き、肩の風車刃と尾の刃で武器を弾く。だが、ブラックシンカリオン紅の超ダークカイサツソードによって額に封じられた光球を破壊され地底へ強制送還された。
続編12話で再登場。ヒュージタートルと共にソウギョクの暗躍で出現。馬力も健在で、シンカリオンZ E7かがやきの力をもってしても押さえるのは数分。
サウザンドファング
ヴェロキラプトル型。個体差は有れど平均的な全長は40m。最も知能と凶暴性が高く恐れを知らない。カイレン直属の兵士でもあり集団行動で相手を強靭な顎と鋭い爪で攻撃する。
最もその姿が某デジモンに近い。N700SのぞみPVでも2体登場。
続編11話で再登場。ソウギョクによって4体が名古屋埠頭付近に召喚され、次世代機であるシンカリオンZの性能を知る為にぶつけてきた。内3体はN700Sのぞみに蹂躙され、残りはE6ネックスのネックスVVVFブラスターで撃退される。
関連タグ
メカザウルス…古代生物がモチーフつながり、ただし其方はサイボーグ兵器