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CV:増田俊樹


概要編集


 40話終盤に登場した『地の底より這い上がりし種族キトラルザス』のひとり。『トラメ』や『ソウギョク』と同じく10年前に巨大怪物体『ファーストエネミー』の一体を駆って地上へ侵攻してきた者で、その5年後から適応可能な惑星探しに宇宙へ進出して音信不通となっていたが、『トラメ』の到着に続き本拠地へと戻って来た。白髪に全身を黒のコートでで覆い、左の顔はひび割れている様な状態。目は三白眼な上にハイライトが無く、その表情からは生気が全くと言っていい程感じられない。


 他の2人やエージェント以上に自身の前に立ちはだかる者に容赦は無く、ヒトとは戦う以外に道は無いと言う危険思想の持ち主で、『ビャッコ』が対話の道を拒絶し策を講じて焦らす程である。その彼を種族の古くからある掟に従い右腕を槍状に変化させ処刑し、核の一部を踏み潰す。『ソウギョク』を伴い『トラメ』と合流後は地上に『ファーストエネミー』の大群を『シンカリオン』にぶつけて戦力を図り、物量戦術で押す前に全てを抹消後映像で『ハヤト』達の前へと現し、自らの名を告げて退き、『イザ』と数年ぶりに面会。


 『イザ』とエージェント達が、ほとんど対等な立場で接してきたのとは正反対に、『トラメ』や『ソウギョク』らからは、「様」付けされて恭しく接されている。しかし、『ソウギョク』からは『ビャッコ』同様にその虚無的な思惑とタカ派な考え方から悩まされており、表面上は従っているが、忠誠心は皆無であった。


 次々と『クレアツルス』を送り込み、『トラキュレントシャーク』が強制送還後に『シンカリオン』の本来の姿を察した様子であるが、『イザ』からは「侮りは恐れを生み、やがては破滅を招く」と忠告された。


 黒幕として扱われる『イザ』だが、あくまでも種族の頂点として現在君臨しているのは『カイレン』であり、接点や面識も無い『アズサ』からはその存在を某親父キャラに例えている。


 60話に於いて桜島内部で『E5はやぶさ』、『500こだま』と初交戦。巨大形態は四つ腕の鬼神にも例えられ、4振りの剣で戦い、『シャショット』の『ディープラーニングシステム』回収を目的にわざと敗れ、再度東京駅へと攻めいる為に複数地への攻撃を放つが、『超進化研究所』側は『東京駅中央迎撃システム』で『黒い貨物列車』が誘い込まれたが、自身はコンテナから放たれた『黒い粒子』により別形態(通称:カイレンII)の姿で現した。この姿はアサシンクリードやらファルシアなどとも『シンカリオンTwitter』で云われている。ピンクの結晶型のビットによる全包囲攻撃や、フィン・ファンネルの如き収束攻撃、防御シールドと多彩な行動をするが、自身の感情を排除している為に人形に近い機械的動きを取った。1度は『デュアルグランクロス』を浴び『ルクスヴェテ』で本来の形態に戻るが、「好き」の感情を侮蔑し、『セイリュウ』の語ったヒトの感情と誰かを守る持論を一蹴する言動に決戦の地へと到着した『ハヤト』の怒りを買い、『ブラックシンカリオン紅』と『E5はやぶさMkⅡ』の『ダブルグランクロス』を食らう。

上記のシールドで押し返していくも攻撃の最中にシャショットが復活、ダブルグランクロスの威力が増強されシールドも破られ「この···私が···」と言葉を残し撃退された。


 自身は他者を利用してでも『キトラルザス』に残されていた感情を取り払いヒトの手で汚され続ける地球を本来の環境へ取り戻し、再審者に成るべく思案を巡らせながら、周囲の意見すら耳を貸そうともせず強硬な姿勢を取り続けていた。ハヤトは、その態度を「地球が好き」だと捉え、『ブラックシンカリオンオーガ』との最終決戦後に組成したビャッコに伝え、蘇生させるべきと提案。劇中描かれていないが、彼と共に移住可能な惑星を探すべく地球を去った...と思われていたが、『続編』後日談で『怪物体』の姿で謎の復活を遂げ、『捕縛フィールド』を破壊、後継機である『シンカリオンZ』をも中破程度に追いやるも、『ヒビキ』の調査で以外な事実が判明する。


 名前の由来はゾイサイトの和名灰簾石の片仮名途中表記。ちなみにゾイサイトと名乗るヒールキャラは「美少女戦士セーラームーン」にも存在する。



関連タグ編集

新幹線変形ロボ_シンカリオン_THE_ANIMATION

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