CV:竹達彩奈
概要
さいたま市在住の小学生。ハヤトと同じ大宮小学校5年2組に在籍し、クラスや席も家の部屋位置すら隣同士、基本『名前』&『呼び捨て』で、週末のプライベートをガチで言い合える。目尻にあるのは付け睫毛(キャラデザ担当者が以前手掛けた作品から取り入れたもの)。所謂幼稚園の頃まで遊んでいた『幼馴染みの腐れ縁』。家族はサクラと付き合いの長い母と、ノリの良い父が携帯越し(及び3rdEDや41話で1カットだけ)で登場している。得意科目は家庭科、苦手なものは虫。何故かなまはげ等の被り物を恐れる。お小遣いに関しては新幹線で上野-大宮間2人分、大宮-門司間の長距離を捻出する余裕はある。何気にブルース・リーやジャッキー・チェンも知っており、香港映画でも鑑賞しているのだろうかと思われる。
自ら愛用のハンディカメラを用いて動画を撮影し、ネット上に公開している、いわゆる、ひとつのユーチューバー。劇中制作した作品のひとつである『JSがおせち料理を作ってみた』の再生回数が10万回を超えており、チャンネル登録者も侮れない程の数も誇るクラスの人気者である。目新しく、かつ動画の題材のなりそうなものなら何にでも飛びつき、その為ならば休日を全て使い、単独で京都や九州まで赴く行動力を持ち合わせるが、だからと言って、ギャルゲーにハマったり、猫耳カチューシャを付けたり、どこぞの魔法少女のコスプレ姿を晒したり、生卵を味噌汁と間違えて飲みかけたりする事は、決してない…であろう。自身の動画が小学生がやっている物珍しさでうけているのだろうと意外と冷静に自己分析が出来ている辺り‥大丈夫な筈。その妥協しない性分から、ハヤトは新幹線超進化研究所を抜け出してきたシャショットが彼女の目に留まり、動画のネタになってしまうことを危惧しており、当初のシャショットにとっては最大障害のひとつであった。始める切っ掛けは「ただ何となく」であったが、不自由無く両親から買い与えられて育ったものの、周囲も全く同じくモノを持っていた事を幼いながらも自覚した上で自ら自由に作り出せる個性に魅せられたからである。
研究所関連のメールがアップされたのを聞いたのにひた隠しにするのが気にくわないのか、食って掛かる事も。そんな性格から他県から転入してきたアキタやツラヌキも当初はネタの対象にされていた。
趣味に熱中する分、後述する事件で釘を刺された時ちゃんと謝る等、ちゃんとした礼儀も弁えている。
再生数を稼ぎたい、その好奇心に付け入られスザクの口車に乗っかってしまい、捕縛フィールドでのシンカリオンと巨大怪物体との戦闘を中継してしまうが、彼女の本心を途中で垣間見えた上にN700Aのぞみに救われた事で、ハヤトが最近忙しい本当の理由と真実を知ってしまう。当然ながら情報漏洩を厳守されCGとして置き換えられた(が、後に撮り貯めた数々の映像はキリンの都庁襲撃で政府に出撃禁止令を出されたチームの面々を救う切り札となる)。直感に優れているのか、ホクトも関わっている事実も正鵠に突き、即答するアキタや人付き合いが得意なツラヌキ、斜め上に答えるシノブや、捻くれ者のセイリュウ、東のハヤトに近い性格も概ね把握している。
シンカリオン運転士達の初めての合同演習に呼ばれもしないで押し掛け(出入りしているのでshincaを所持していると推測)、母の日の贈り物で迷っているツラヌキ達に鉄道以外に興味が薄いハヤトに代わってセレクトショップへと案内する。その後も超進化研究所に通う様になるが、当初は特に仕事も無く暇を持て余しており、自分用のシンカリオンを欲しがっていたが、ハヤト達と張り合うつもりは毛頭無く、あくまでシンカリオンを公表出来る様になった際のドキュメンタリー動画の一環で踊らせてみたいだけらしい。その為ならば鉄分を高めようとアレやコレやでハヤトの周辺に出没する。
しかし、Shincaを持っている可能性があるにもかかわらず、自分自身の適合率は低いと思っているため適合率の測定はしていない(実際、ALFA-Xの時も適合率測定に参加しなかった)ため適合率についてはデータ無しだが、後に恐るべき才覚が判明する。
また「ち~むシンカリオン」なるメッセージグループを作り運転士達のまとめ役になろうとしている(この立ち上げは以後も継続しており、レイや西日本組、タツミにもハヤト伝えで繋げていると推測される)。何気ない一言がシャショットを落ち込ませる場面もあったが、この件に関しては流石に反省するも一言多い性格は相変わらず。それでも叱咤して正気を取り戻させてもいる。
ブラックシンカリオンの東日本指令室襲来にも立ち会っており、緊迫の状況下では中々口出し出来なかったが、ヒビキやミドリら女性職員を含んだスタッフとトンネル内の崩落除去を手伝っている。
研究所と運転士家族総出(本庄除く)の海水浴にも参加。妹達と楽しく遊んだりしつつ、家族に内緒で巨大怪物体と交戦しなければならなくなったハヤト達を家族参加スイカ割り進行をにぎやかにこなしフォロー。上野に来た際は動物園だろうと思っていたようだが、運転士達が博物館で進化の歴史を知る為に訪れたのが解り付き合うも、途中フタバと本庄が行動しているのに気がつくものの、鈍感なハヤトらに「デートでは?」とアキタ伝で教える(41話で大人組が出すハヤトの誕生日プレゼントが何なのかを聞き出す為に交渉材料のネタとして後日使われた)。途中ヒトの姿を取ったセイリュウと知り合い、以降は幾度も邂逅を果たし何かと気に掛ける様になり、年明け早々公園周辺で徘徊している理由から一時的な保護名目で自宅へ招き入れつつも、新幹線沼に嵌る事を危惧する。出水が思いつきで行った東日本指令室大運動会にも紅組で参加。ハヤトの誕生日プレゼント探しではアキタ達に深く知ってもらおうと口出しせずに大人組の様子を窺い見守っていた節が見受けられた。シノブはこの機会にハヤトとアズサの関係を理解し、仲間として信頼するようになる。
48話での超進化研究所大忘年会にも参加。幹事のフタバを手伝い、彼女の出し物の衣装提示にどや顔で引き受ける。衣装用の飾り物探しの帰り際にセイリュウと3度邂逅。ゲンブの一言から関わっていた事、遊園地に赴き、彼の為にケーキを作り食した事を当人の情報と異なる事実を写メを使って伝えた。
当初はやや浮いている感が否めなかったものの、ハヤトとセイリュウの理解者として運転士やスタッフの信頼を得ており、大宮メンバーの一員として独特なポジションを確立するに至っている。現に62話ではシャショットのメモリーが喪失した報を受け気落ちが伝搬したアキタ達を正鵠にツッコんで叱責、ハヤトを励ます為に遠く九州支部まで単独で赴き、悪態ついて愚痴を零しながらも「鉄道唱歌」を唄う東日本指令室のメンバーを映したメッセージ動画を見せた。
ハヤトの新幹線好きに関しては「ついていけない」とその都度ツッコミを入れつつ、さりげなく一番喜ぶプレゼントを把握し、新幹線について話せる友人を作る等、趣味が合わないなりに彼の本質をきちんと理解しサポートする境地に達している。アズサをハヤトのお嫁さんにしたがっているサクラさんの目は意外に確かなのかもしれないが、夜中に派手なコスプレをする彼女をハルカは兄を遊ぶLvに訝しむ。
65話以降、本拠地崩壊で行き場を失くしたスザクをも居候させ、細かな部分はハルカに及ばないが、彼女もまた鉄道知識に片足を突っ込んでいるのに気付いていない。
71話でシンカリオン運転士の適合率を候補者を含め目測のみで判別する特技が解かるも、ヤクモの仲介によりキリンと直接的に出会う事となる。思惑が異なるソウギョクに捕らわれる寸前に救われるが、ハヤトとの交渉が決裂。シンカリオンの存在も都庁襲撃で公に晒される結果となるものの、YouTuberとしての経験を逆手に取って動画配信する行為で世間一般に認識させる結果に繋げ、ブラックシンカリオンオーガとの最終決戦でも、残されたルクスヴェテを増幅させた『光のレール』精製に必要な『人と人との協力』を更に補うべく「再生回数の稼ぎ時」と称して短時間で画像をダウンロードして全国に流し、間接的な勝利に貢献。なお、後にこの動画を用いての作戦は続編のある人物の思想に大きな影響を与えたことが判明する。
決戦後はゲンブ達にケーキの差し入れを研究所に持ち込み、フタバに弟子入りを懇願され、ヒーロー好きの切っ掛けがヤクモでは?と聞きつつ、動画配信のノウハウを何処からか持ってきた資料を用いて伝授させようとする。
初期ではトラブルメーカーな部分があるが物語が進むとキトラルザスサイドとの和解、セイリュウの進化の切っ掛け、更にはブラックシンカリオンオーガが起こしたシンカリオンの風評被害に対しての機転を利かせた対処等により超進化研究所の勝利に大きく貢献したヒロインである。
名前の元ネタは、長野県の上田市と、東京-松本(長野県)間を運行する特急「あずさ」かと思われるが、上田市を走っていた国鉄(→JR)路線は信越本線、「あずさ」が走行しているのは中央本線(東部)および篠ノ井線なので、こじつけと考えた方が良い。
容姿
服装に関しては、5年生の頃はワンピースにニーソックス(あるいはニーハイソックス)、髪型はツインテールだったが、6年生に進級してからはトレーナーとショートパンツにルーズソックス、髪型はツーサイドアップになっている。『劇場版』ではポニーテールへ変更。ピンクのフリース素材ワンピースと、黒のレギンス、桃色のブーツになる。
また、水着姿も披露している。
5年時
6年時
劇場版
水着
続編では
直接の登場および描写はないがセイリュウに海外旅行のパスポートを発行したり、旅費を出してあげてると思われる。
また、ハヤト一家はイギリスに行ってしまったため2人の仲は停車中であると思われる。
余談
前作 のWヒロインの片割れ石野ミコトとのツーショットイラストが存在するのだが、あちらが最前線に立つヒロインであるのに対し、こちらは傍観者的ヒロインであるので、立ち位置が大幅に異なっている(前作であればむしろ、Wヒロインのもう片割れ春野かすみの方が立ち位置が近く、発音ミクがミコトに近いポジションと言えるが、こちらはレギュラーキャラではない。月山シノブは容姿はアレだが、男の子である)。
前述の通り、小学生の段階で動画投稿サイトのアカウントを所持している模様だが、現実世界のYouTubeではアカウントを所持できるのは13歳以上であり、小学生がYouTubeのアカウントを所持したりYouTuber活動したりするとたとえ親のアカウントでもほぼ100%の確率でアンチが湧いたり、炎上したり、悪口や文句を言われたり、果ては特定班が現れたりするので現実のYouTubeでアカウントを作るのは13歳になってからにしましょう。(なお、ニコニコ動画はアカウント作成に年齢制限はない。)
関連タグ
ハヤアズ:ハヤトとのNLカップリング。