ロドニー(艦隊これくしょん)
ろどにー
図鑑データ
「私がRodneyよ。ちょっとだけ……待った? Admiral,姉が随分お世話になっているみたい? でも、私が来たからには、もう大丈夫よ!」
概要ね。本国艦隊司令部から取り寄せておいた。はい、これ! 目を通しておいてね。
2023年夏期間限定イベント『反攻上陸!ノルマンディー上陸作戦』の最終海域クリア報酬として実装。英国組としては姉のネルソン以来およそ5年ぶりの実装となった戦艦娘である。
いわゆるビッグ7としては6隻目の艦娘となる。
彼女の登場により、未実装のビッグ7はウェストバージニアを残すのみとなった。
Nelson級戦艦、二番艦Rodney、容姿です! 行きましょう。
服装も姉に似たカラーリングのアスコットタイなどを身に着けているが、丈の長いロングコート風の衣装となって、スカートの下にはチラリとガーターベルトが見えている。そのガーターベルトをサイハイストッキングにストラップで止めている。頭のカチューシャはネルソン同様にアンテナを模したもの。髪は金髪のセミロングだが、ネルソンよりもボリュームは控えめ。
艤装はネルソンと同じく、片側に主砲を集中させたユニットを背部からアームを介して伸ばしているが、ネルソンとは逆の左側に主砲が集中しており、特殊砲撃時は左手に持って砲撃を行う。姉が体の前にユニットを回して撃つのとは大きく違う使用方法である。
Personality? 聞いてる? Hey! look up me!
一人称は、「余」を用いているネルソンと比べかなり普通の「私」。
全般的に姉のような豪胆さはなく素直で落ち着いた性格をしているが、戦闘時にやや血気盛んになったりビッグ7としての肩書を口にしていたりするあたり、やはり姉妹とあって似た者同士の部分がところどころに見られる。
どこで覚えたのか「鳶が鷹を生む」などのことわざを口にしているあたり日本語も堪能なようだが、一部の言葉遣いが怪しい。それが顕著なのがお触り時のボイスで、誤った覚え方をしてしまったのか「木っ端微塵」を「木っ端ミジンコ」と言っていたりする。
姉と比べて日頃の口調も平易なものに留めているあたり、日本語への興味は彼女のほうが強いようだが、使いこなし具合は姉のほうがやや上なのかもしれない。
時報では、姉のネルソンは勿論、アークロイヤル、ウォースパイト、ジャーヴィス、そして実装同期のジャヴェリンといった英国組との交流が見られる。
ネルソンが深酒をしていることはわかっているのか深夜2時頃に注意に出向いているが、その姉がアークロイヤルと「あの複葉機」の話で盛り上がっているのについていけなかったのか程なく戻ってきており、史実で追撃したビスマルクのことを思い出して「直接撃ち合ったの、私なんだから」とぼやいている。
一方、そのビスマルク(およびその僚艦の空母)が鎮守府にいることには妙な感覚になりつつも「これが平和な時代、ということなのかも」と彼女なりに納得している様子。
このほか長門型姉妹や大和型姉妹を見かけた時にはその大きさに感心している様子がある。
提督との関係は三食しっかり用意するなどかなり良好。
料理の腕はなかなかのものらしく、短時間で提督の分のみならず姉の分まで朝食を用意し、昼にはいつの間にか用意していたサンドイッチを提督にふるまい、夜には1時間ほどでノルマンディーポークを作るという手際の良さを見せている。
また、やはり英国艦とあってか紅茶を好んでおり、22時にはJ級の駆逐艦娘たちから貰ったクッキーでティータイムにしようと提督に持ちかけてくる。
ちなみに酒は飲めるようだが、姉のように何かにつけて飲んだりはしないようだ。
Performance!? 私に? I'm very grateful!
ネルソンと同じく低速戦艦であり、主だったステータスや特徴はほぼ同じ。一応わずかなステータスの違いがあり、それが姉と運用上の違いを分けていたりもするのだが、詳しくは後述。
改装時に持参する装備も姉とほぼ同じで、中でも大口径主砲「16inch Mk.I三連装砲+AFCT改」は下位装備からの改修更新による入手が決して楽ではないうえ、更なる上位装備「16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284」の改修元となるため、かなり貴重。
大きな特徴として、他の「ビッグ7」と同じく特殊砲撃を行うことができる。
固有の名前は現状付いておらず、提督たちの間では姉の「ネルソンタッチ」からの連想で「ロドニータッチ」と呼ばれているとか。
発動する特殊砲撃の大まかな条件・特性はネルソンのそれと同じなので詳細はこちらを参照。
ただし、全く同じ性能というわけでもなく、使い勝手はネルソンのほうがわずかに上。
どういうことかというと、ロドニー自身の改装後の耐久値(初期)が【92】なのに対し、ネルソンは【93】。この初期の耐久値のわずかな差で低速戦艦全体にかかる命中補正を受けるかどうかが決められており、こと彼女においては35.6cm砲系列や41cm砲系列を搭載した場合は命中率が上がる一方、46cm砲系列では逆に命中率が下がってしまうため、これを気にする場合こうした補正を受けないネルソンと比べ「何も考えずにとりあえず強力な主砲を積む」わけにもいかないのだ。
もっとも、特殊砲撃を使うなら必然的に旗艦として出撃させることになる以上、キラ付けされることでの命中率上昇で多少なりともカバーできるうえ、他の装備の工夫などでも融通は利くため、そこまで大きく気にする必要もない話ではあるが。
この他、姉のネルソンは特殊砲撃発動時に『Nelson Touch!』とエコー付きの音声が鳴るが、ロドニーで発動させてもそういう音声は特に鳴らない。
これ以外の特徴として、ネルソンと異なり大和型改二による特殊砲撃には実装時点では対応しておらず、大和型のお供として特殊砲撃に参加させることはできない。この使い方に実用的と言える場面があるかどうかはさておき。