概要
東宝株式会社が子会社・関係会社を通じて同名称で展開・運営しているシネマコンプレックスおよび東宝系のチェーン映画館のこと。スクリーン数はイオンシネマに次いで業界2位。
元々はイギリスのヴァージン・グループが出資した「ヴァージンシネマズ」として運営されていたが、2003年に東宝に買収され、TOHOシネマズとなる。その後、東宝グループが自前で運営していたシネコンや映画館も順次TOHOシネマズに転換されている。このため、同じ「TOHOシネマズ」であっても劇場によってそのルーツは異なる。
ヴァージン・グループの中核企業が航空会社のヴァージン・アトランティック航空という事で、館内は航空機や空港をモチーフにしたデザインが基本となっている。
同社が東京都千代田区有楽町で運営していた3つの映画館は「TOHOシネマズ日劇」と呼ばれていたが、「TOHOシネマズ日比谷」オープンに伴い閉館した。
長らく東北から九州にかけての展開だったが、2023年11月に札幌すすきので北海道に初出店した(もっとも札幌駅の札幌シネマフロンティアの運営には関わっている他、2015年まで恵庭市に東宝グループのシネコンがあった)。