概要
CV:富田美憂
美人系の顔立ちで、セミロングの髪を染めて淡い栗色にしている女子生徒。どちらかというと真面目な方だが、やや鋭い目つきや勝ち気な性格、ファッションセンスも相まって誤解されやすい。実家は洋食店「ウィステリア」を経営。
天職は投術師で、戦闘時は二本で一式の投擲用ナイフに魔法で炎を纏わせて戦う。
教師の畑山愛子にアプローチしてくる教会騎士達から愛子を守るために結成した「愛ちゃん護衛隊」のリーダー格。
WEB版ではウルの町で出会うまで南雲ハジメとの絡みは無かったが、読者からの予想外の人気ぶりにより、書籍版で「ハジメがオルクス大迷宮で魔物から救った女子生徒」という設定改悪が追加された。
その結果、直後にハジメが奈落に落ちた事による精神的ダメージが居残り組の中でも一際大きく、一時無気力状態になっていたが、雫の侍従・ニアの語りに影響され、自分を変えたいという思いから愛子の旅に護衛として参加する事になる。
その後、ウルの町でハジメと再会。清水率いる魔物軍団との決戦の前に、ハジメにかつて迷宮内で救ってくれたことへの感謝の言葉を述べた。
魔人族の王都侵攻後は、天之河光輝達のようにハジメに付いて行きたいと思っていたのだが、自身の実力不足と混乱の真っただ中である王都を守る為に残留し、王都の復興に尽力している。
だが、内心ではハジメに恩返しが出来ていないことに歯がゆく感じていたが、新たに聖教教会の教皇になったシモン・リベラールに相談したことで、地球に帰ったら実家の洋食店でご馳走させることを決めた。
ハジメへの好意は否定しているものの、シア・ハウリアのハジメとの恋バナに聞き耳立てたり、リリアーナ・S・B・ハイリヒの惚気話を聞いて不機嫌になったりしている為、満更でもない様子を見せている。
アフターストーリーでは周囲からは愛人だと思われている(特に、ハジメが実家の洋食店に来た際、機嫌が良い時の癖が顕著に出ている)。母親からはハジメになら嫁にやっても構わないと思っており、それゆえにユエや白崎香織によく睨まれている。
作者によって愛人枠にされたものの、読者にとってはハジメをマンセーばかりするヒロインとは別枠な存在だからこそ人気が出たのであり、この後出し設定はいい反応を示さなかった者が多い。