CV:髙橋ミナミ
人物
『ありふれた職業で世界最強』のヒロインの1人で、ウサミミとメロン並の大きさの巨乳が特徴的な兎人族。
天職は占術師。
あだ名は、ウザウサギや残念ウサギ。あるいはバグウサギ(後述)
兎人族ハウリアの族長の家に生まれたが、普通の兎人族にはない魔力を持って生まれる。
そのため、未来視という未来を見ることのできる魔眼を持つ。
しかし、亜人は普通魔力を持たないため、他の亜人族に忌み子と見なされる恐れがあるため当初は一族に匿われていた。
多くの亜人族のいるハルツィナ樹海に住んでいたものの、彼女の存在が知られ、戦う力をほとんど持たない一族は樹海を追い出されてしまった。
その後、帝国兵の亜人狩りに襲われ、逃げている途中で魔物にも襲われて一族の一部を失う。
そんな時、未来視で帝国兵に立ち向かう2人の人物を見たことで、接触できるオルクス大迷宮近隣に向かい、未来視で見たハジメ、ユエと出会う。
何とか協力を試みるが相手にされず、それでも必死に食い下がった結果、最終的に樹海内にある大迷宮までの案内という条件を飲まされる形で、協力関係となる。
その後、2人の事情を知って仲間になると宣言するが、似たような境遇を持つ者への同情感と論じられる。
だが、ユエとの特訓と、その際に「一撃入れたらハジメの説得に協力する」というユエからの課題を達成することで何とか仲間となり、身体強化能力を習得した事で後の「バグウサギ」の片鱗を見せ始める。
こうしてハジメ&ユエと一緒に旅をする中で、ハジメに異性として強く好意を持ち、何度となく愛情表現やアプローチを飛ばしたり、(わりと図太く)デートのおねだりなどもし始めた。当初はハジメも、「ユエという愛する女がいる身で他の女なんて…」と最初期は塩対応、シアの愛情の本気度を理解したあたりからも渋ってはいたものの、シア自身もそんなハジメに「ハジメさんとユエさんが愛し合ってるのも知ってるしそんな二人を見るのも大好きで、ハジメさんの一番はユエさんなのも百も承知で、ユエさんのことも大好きで、ハジメさんが異世界人で旅のゴールが家族との今生の別れになるかもしれなくても、それでもなおハジメさんについていきたい」とハジメへの愛をあきらめないことを表明。さらにその「ハジメの一番」たるユエも、かなり本気で戦った「試験」さえも根性で突破し自分に一撃して見せたシアの根性と愛情と実力と成長性を認めたことや、そんな三人で旅を続けたことでシアに絆され、「(自分以外の女がハジメに愛されるのも)シアならいい」と二人に意思表示したことも手伝い、ハジメもそんなシアに根負けして同行を許し、のちにシアはハジメの第二夫人の座を射止めることとなる。
なお、彼女以外のハウリア族は、ハジメが自分で身を守れるようにと、どっかの戦争映画の軍曹を思わせる猛特訓を施した結果、当初は虫も殺せない温厚な種族だったのが、中二病で勝つためには手段を選ばない暗殺者集団となってしまった(さすがにハジメも「やりすぎた」と反省した)。
しかし、このことが最終的にハウリア族どころか亜人全体の地位の向上につながることになる。
得意な武器は大槌。
最初は普通の大槌であったが、ブルックの町に滞在中、ハジメの作成した大槌型アーティファクト「ドリュッケン」を授けられ、以降はドリュッケンがメインウェポンとなった。
待機状態では「直径40㎝、長さ50㎝で側面から小さな持ち手が飛び出している金属の円筒」だが握って魔力を流すと持ち手が伸びて大槌の柄にふさわしい長さになる。
重量打撃武器としての重さ・硬さ・リーチもさることながら、打撃面から杭をパイルバンカー方式で打ち出せたり、散弾銃の発射機構が内蔵されていたりと、ハジメ謹製だけあってかなりの多機能。
旅を続ける中でハジメに何度となく改修され、より多機能かつ強力に強化されていく。
神代魔法は基本的に適性が皆無であり、自分に対してしか使用できない。ただし、習得自体はしているため、ハジメのアーティファクトで神代魔法の使用はできる。
実は、「ハンドルを握ったら人が変わる」タイプだったらしく、本編後のアフターストーリーでは、魔導バイク「シュタイフ」で整備された道を爆走しまくっている。
関連タグ
- ティオネ・ヒリュテ:中の人繋がりにして想い人一筋な闘うヒロイン。こちらは生まれつきの戦闘民族だが、攻撃力を際限なく上昇させる固有スキルを持つ点はシアと似通っている。
- 鈴仙・優曇華院・イナバ:ウサ耳の少女であり長髪繋がり。