概要
情弱とはデジタルデバイドによって情報を得られない人、または得られたとしても「質」「量」「速度」に劣る情報しか得られない人のことを指す「情報弱者」の略称だ。
先進国や都市部でブロードバンドの普及によるIT化が進み、情報や通信のインフラストラクチャが整うにつれ、次第に発展途上国や田舎(山村、離島など)での特有の問題に移行しつつありスケール的に決して小規模ではない問題となりつつある。
一方でネット上でこの言葉が使われるときは、侮辱的な意味合いを持つことが多い。
「そんなことも知らないなんて情弱だ」「コンビニで買い物する奴は情弱だ」などという会話が2chなどのネット掲示板で飛び交うことは決して珍しいことではない。
かといってそういった発言をする人間が情強なのかといったら、絶対に嘘のなので華麗にスルーしよう。
特にネット普及率が高く、離島にも海底ケーブルが敷設され、識字率もほぼ100%である日本においてはデジタルデバイドというものは事実上存在せず、後者の「侮辱的な」意味合いで用いられることが多い。
対義語は情強であり、「情報強者」の略であるが、どちらかというと用いられる頻度は情弱の方が圧倒的に多い。