「一世一代の楓舞台始めさせてもらおうかぁッ!いっけえ!ライダぁ!ディオゲェネスゥー!」
プロフィール
※ プロフィールの出典地域は本百科の推測なので注意。
概要
埼玉県のSOW氏のアイデアから誕生した。
ドラゴンとも魚ともつかない変な形の樽型飛行船に乗った捉えどころのない表情の老人。とある聖杯戦争にて蒔寺楓に召喚された。楓も飛行船に同乗していたため、キャスターに撃墜された際は諸共爆散している。
真名
古代ギリシャにおける犬儒派哲学者、『ディオゲネス』。
「国に広まる価値観や習慣を変えよ」と言う神託の下、『徳』を最終目的とし、欲望からの解放と、何事にも動じない強い心を作ることが重要と説いた哲学者で、プラトンとは思想の違いから対立していた。
……と、ここまで聞けば立派な賢者に違いないのだが、天才や偉人にありがちな性(さが)というかなんというか、次のようなぶっ飛んだ奇人エピソードがあまりに多すぎる事で有名。
- 上記の思想を広めるために偽貨幣を作って国外追放。
- 樽の中に住んでみる。←実はこれがライダー適性を得た理由。乗り物じゃないじゃん!
- アンティステネスに弟子入りを申請し、しつこく食い下がったため、杖で殴られそうになると「どうぞ殴ってください、木は私を追い出せるほど硬くない」と言う。なんやかんやで弟子入りした後は物欲を全く見せず、浮浪者のような姿で生活する。
- 道端で突然公開オ◯ニー。賢者ってそーゆー意味じゃねえから!
- 日向ぼっこの日陰になっているから退いて欲しいと言った度胸と物欲の無さからイスカンダルに一目置かれており、「余が大王で無ければディオゲネスになりたい」とまで言わしめる。
- 他人に贈り物をされて、贈り主が称賛されると「贈られた自分も称賛して欲しい」とコメント。
- 広場で食事をしていると「犬みたいだ」と嘲られたので「そんな私に集まってくる君たちこそ犬ではないかね?」と皮肉を言う。
- 音楽、天文学、論理学をさげすむ(『FGO』のクラス相性的な意味でもライダークラスはハマり役と言える)。
- 死因として挙げられる説が「食べたタコにあたってしまった(※)」「息を止める練習をしてた」「犬に脚を噛まれた」。
あれ?これ哲学者ってより芸人かなんかじゃね……?
彼は日本で言う一休さんポジションの人だったのかもしれない……
※なお、タコの足を8本の内6本食べたところで体調が急変し、これはもうダメだと言う事で「言い残すことは無いか?」と人が尋ねたところ「残りの2本も食べたかった」と言って死んだと言う。えぇ…
能力
真ドラゴンじみた外見の樽型の飛行船に乗る能力を持つ。が、何故この飛行船のモチーフがドラゴンなのかは謎(彼の逸話に登場する動物で有名なのは鶏や犬であり、関連を見出しにくいモチーフである。ディオゲネスにとっての飼い犬的なポジションという事なのだろうか……?もしくはこのデザインがディオゲネスの趣味なのか…ますます謎は深まるばかりである)。
一応、生きているのか、主人よりも表情豊かで鳴き声を上げる。ぶっちゃけ主人より目立っているような気もしないでもない。
しかし巨体故の機動力の低さと木製だったことが祟って、セイバーとの対決中に乱入してきたキャスターのギリシャ火を連続で浴びた事であっさり焼き尽くされてしまった。
宝具
樽の中の英雄
- ランク:不明
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大補足:不明
詳細不明。上記の飛行船がこの宝具に相当するものと思われる。
関連人物
思想の違いから対立していた人物。「プラトンの鶏」の逸話が有名。
こちらはディオゲネスの飛行船とは異なり、高速で飛行する。
余談
TVSP版での聖杯戦争では、宿敵とも言うべきプラトンも召喚されているが、戦う前に脱落している為に両者が相見えることは無かった。仮に対決したとしても、生前のように論で戦う前にプラトンに物理で殴られて退場していただろう。
なお、老人はいくら楓に揺さぶられても全くの無反応であった上に、飛行船の方が感情豊かであった事を考えると飛行船が本体だったのかもしれない。