「水上ならこちらが不利だとでも!?むしろ水上こそ私のキャスターの独壇場なんだから!」
プロフィール
※ プロフィールの出典地域は本百科の推測なので注意。
概要
神奈川県のマフィン笑一郎氏のアイデアから誕生。
とある聖杯戦争において、佐伯直美に召喚された魔術師のサーヴァント。
巨大な砲塔と鎖を携えたギリシャ風の女性。その強力な火力でサーヴァントを2騎葬る優秀な戦果を挙げたが、セイバーとの対決中に乱入してきたルーラーの一撃の元に吹き飛ばされ、マスターに激突。ギリシャ火が暴発したのか諸共爆死してしまった。
真名
その名は獅子を意味し、渾名はイサウリア地方の出身を意味するイサウロス(実際はイサウリア地方の生まれではない)。
ウマイヤ朝の侵攻を食いとめるべく、退位したテオドシオスに代わって皇帝に即位、金角湾に鎖を仕掛けて封鎖し、艦隊司令官として自ら指揮を取ることもあり、徐々に政権は安定していき、オスマン帝国の時代まで首都が陥落することは無かった。
なお、同名のローマ教皇とは無関係。
能力
ギリシャ火と呼ばれる武器を使用して、砲撃を放つ他、推進力を利用した飛行が可能で歴代キャスターの中でも屈指の戦闘力を誇る(後述)。
キャスタークラスの適性を得ているのは、優れた指揮能力と道具を活用した逸話に寄るところが多い。アニメ版では使用されなかったが、原作では鎖を持っており、敵の動きを封じる戦法を取ると推測される。
此度はキャスタークラスで現界しているが、上記の直美のセリフと真名の項でも述べられているように、艦隊を指揮して戦った経歴からライダークラスの適性がある事が仄めかされている。事実、『氷室の天地』本編の英雄史大戦では『ライダークラス』に設定されている。その為なのか、パワーが強く、制御が効きにくいと思われるギリシャ火を巧みに使いこなして飛行しており、キャスタークラスでも騎乗スキルはそれなりに高い方と思われる。
陸海空の戦いに対応できる辺り、かなり優秀である。
宝具
ギリシャ火(ぎりしゃび)
- ランク:不明
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大補足:不明
自分の身長程の大きさがある砲塔。敵を追尾する火球を放つ。連射も効く他、フルパワーで撃てばマスターごとサーヴァントを焼き尽くす火力を発揮する。これを利用する事で、人間に由来する者達の攻撃を無効化してしまうランサーを退場させた。
また、その火力を応用してジェットエンジンのような使い方をする事が可能で、キャスターが高速で飛行できるのもこの宝具があってのもの。ちなみに飛行の際にバックファイアが噴出する面と火球を発射する面は同じである為、攻撃に使用する際はわざわざひっくり返す。
実際のギリシャ火はポットに火矢と石油や硫黄といった可燃性物質を詰めた兵器で、放出されると雷と多量の煙が見えた程の威力と伝えらえるが、製造方法は軍機密とされた為、ロストテクノロジーとなっている。ここまで威力が高いのはロストテクノロジー化したおかげで神秘性が高まったからなのかもしれない。
関連人物
契約したマスター。
レオ3世の能力を熟知しており、采配も申し分なかったが、人間心理と武術を究めたプラトンの前には刃が立たずに退場した。
同じく鎖を扱うサーヴァントたち。しかし、ギルとエルキは神性特攻、セミラミスの物は有毒とレオ3世以上に厄介な性能の鎖を所持している。
同じく君主にして高火力の火器を扱うサーヴァント。
三枝弟
佐伯の友人である三枝由紀香の弟達のうち、上から二番目の眼鏡の方。名前不明。
アニメ版では出番が無かったが、原作の「英雄史大戦」では佐伯ではなく彼がレオ3世のカードを使用している。キャラバン一回戦では大火計でトドメを飾ったり、角隈との一戦では試合にこそ負けたもののシルエット化した英雄達をほぼ読み切られた中で一枚だけ生還するなど扱いもいい方。
余談
被っている王冠の形状はウルトラマンレオのオマージュ(だからと言って格闘技が強いわけではない)……が、何故か話題に挙がることは少ない。
元ネタのレオ3世は男性だったが、ぼくの考えた最強偉人募集の第一回があまりにも男性陣が多かったからと言う理由で女体化している。作者の趣味であるメガネもきっちり装備してあるところが抜かりない。が、以外にも胸の大きさはTVSPに登場した女性サーヴァントの中では控えめ(それなりにはある)。