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タスクACT4の編集履歴

2024-01-07 14:17:39 バージョン

タスクACT4

たすくあくとふぉー

漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第七部に登場するスタンド タスクの最終形態。

概要

【破壊力 - A / スピード - B / 射程距離 - C / 持続力 - A / 精密動作性 - B / 成長性 - E】


成長性 - A→E、すなわち完成

馬を黄金長方形のフォームで走らせることによって生まれたエネルギーを、騎手が鐙を通じて受け取ることで、「鉄球」に「甲冑や盾を突き破る」ためのエネルギーを回転に乗せる――重力を己の手にすることによって生まれたスタンド能力。スタンドのビジョンは大型で、鎖帷子を着たような人型を取っている。

最初の発現は自らを馬に蹴らせることで得た黄金の回転エネルギーを利用したものだった。

この回転を纏った爪弾で撃ち抜かれると、次元すら超えるエネルギー「無限の回転」によって確実に死亡する。即死するわけではないが、食らった回転から脱出することはできず、攻撃を無限に受け続けることになる。回転エネルギーがスタンドに至ってしまった場合、肉体を切り離そうと魂を入れ替えようと、「スタンドが宿る精神」を狙い続けるため文字通り一切逃げ場がなくなってしまう。


劇中では大統領を何度も何度も地面に埋め込んで窒息死させようとした。大統領はあらゆる手を使って逃れようとしたがすべて無力化され、並行世界に逃げても、馬車を使って逃げてもすぐに地面の底へと引き戻された。仮に爪弾をかわしたとしても、また対象目掛けて戻ってくるため逃げることは不可能。対処法はあるにはあるが、「誰かを盾にして身代わりにする」「爪弾をくらった部位を切断する」など犠牲は避けられないものとなっている。一度放たれたら誰かを犠牲にするまで消えないという攻撃は、ラブトレインとはどこか対照的である。

騎乗によって得たエネルギーを元としているため、「重力」の力を抱えている。それ故、D4Cが次元を超えてもこの回転だけは置き去りにすることが出来ず、時間停止中でも回転は止まらない。

これだけ聞くと殺意の塊にしか見えないが、ジョニィは「荷物を船に載せる」という平和的な目的にも使用していた。爪弾を荷物に打ち込んだ場合、他の人間が荷物を降ろそうとしても、すっ転んだり、力が抜けたりといった現象が起き、いかなる手段をもってしても船から降ろすことが出来なくなる。明言はされていないが、これも大統領を地面に埋めた時と同様、無限の回転によって荷物を船に押し留めているものと思われる。


平行世界から来たディエゴTHE・WORLD)に「あってはならない能力」と評された。

ACT4による攻撃は一度当たったが最後、そのパワーからは逃れられないが、唯一ACT4による「無限の"逆"回転」を撃ちこむことによってのみ完全に無効化することが出来る。逆に言えばそうしない限り、無関係の人間やジョニィ自身ですらそのパワーの餌食になってしまう。また馬に騎乗する(或いは馬に蹴り上げられる)ことがこの能力の発動条件となっている。

ただし、敵を自動追尾するACT2とはわずかに毛色が違うのか、他人への接触等によって「無限の回転」を押し付けることが可能なようで、「無効」とまではいかないものの、「回避」には成功している描写がある。

また、「オラオラのラッシュ」も披露している。


余談だが、本能力に関して「ジョニィの意志を無制限に必ず実現する能力である」とする言説がインターネット上で見受けられるが、実際の原理としては「込められた回転として起き得る現象の全てが解除不能になる」だけであり、本編中やジョジョ関連書籍でそのように示されたことはない。(「回転に出来ないことはどんなに強い決意を持っていても出来ない」事が8部でジョニイが死ぬ回想内で示されている)

おそらく「爪で撃ち抜かれるとジョニィの漆黒の意思(殺意や、上記な様な船から降ろさせない)が必ず実現される」という攻撃の不可避性が曲解されて伝わったものと思われる。


関連タグ

ジョニィ・ジョースター

絶対殺すマン

ファニー・ヴァレンタイン

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