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シュールの編集履歴

2024-01-10 08:08:14 バージョン

シュール

しゅーる

「シュルレアリスム」の略。転じて、理解しがたい状況を意味する。

概要

なんとも形容しがたいイラスト漫画に付けられるタグである。

芸術の1ジャンルだが、作品を見た閲覧者によってこのタグが付けられる事が多い。


「シュール」の意味

シュルレアリスム(Surréalisme)を語源とする和製外来語。シュルレアリスムの和訳は「超現実主義」。なお「シュール」(sur)単独だとこのうち「超」の部分に相当する前置詞である(英語の「オーバー」と同義)。

現実にとらわれない考え方、なんとも説明しようのない現実離れしたさまをさす。一言で言えば「意味不明」ということ。「一見すると意味不明だが実は深い意味がある」というのは原義から考えればシュールには含まれない。例えば「海の中から係長が現れる」というのは、「係長と海」という全く無関係なものを組み合わせ、なぜ海の中から現れるのか意味不明でシュールである。


4コマ漫画などの4コマ目に妙に間隔の空いた何とも言いがたい空間が広っている状況だとかそういうものによくシュールという表現が使われている。


基本的にはギャグであるが、どこかシリアスな面を併せ持つ絵にこのタグが付けられる事が多い。

皮肉を現す様や、素直に笑って良いのかわからない絵にもよく使われるようだ。


なお、シュルレアリスムとシュールとは意味合いが少し違うので注意。

前者は過剰な現実、後者は非現実的な感じの意味合いがある模様。



原義のシュルレアリスムは、夢に出るような荒唐無稽な世界を「人の意思が介入しない究極の現実」と考え、それを表現する芸術分野である。

こうした(作り手の考える)「過剰な現実」が、受け手にとっては「非現実的な世界」ととられ、

現在の「シュール」の意味する非現実的なニュアンスに変化していったのだと考えられる。


pixivでの扱い

電池切れ私の頭の中の世界

まつざきしげるいろセンシティブな作品

芸術としてのシュールと、ギャグとしてのシュールの明確な住み分けが為されていないせいで、ュール」タグで検索すると両方の絵が入り混じったシュールな検索結果になる。

一応、語源の「シュルレアリスム」で検索した方がより芸術の方向性の絵が出やすい傾向にある。


関連タグ

芸術 アート 雰囲気

  • 意味合い的な関連

不条理 シュルレアリスム

  • 読んで字のごとく

カオス だいたいあってる だいたいまちがってる 混ぜるな危険 どうしてこうなった これはひどい なんだこれは

  • その他

ほのぼのシュール

  • 対義語にされることがある

ベタ



他の記事言語

Surrealism

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