概要
メタトロン機関は、小説『ガイア・ギア』に登場する架空の組織である。
宇宙世紀200年代に地球連邦政府に反抗している反地球連邦組織で、主人公アフランシ・シャアが率いることになる。
劇中では、「地球連邦政府、警察機構、特捜第十三課」であるMHA(マハ)と交戦していくことになった。
元々はズィー・機関(ズィー・オーガニゼーション)と呼ばれる組織名だった。
ジオンという名称が入っているが、ジオン公国やネオ・ジオンと関わりはなく、その組織の中枢で働く人間はかつてのシャア・アズナブルの絶対理想に共感している人々の集団である。
リーダーとなったアフランシにより改名された。
「シャア・コンティニュー・オペレーション」を発動し、スペースノイド独立運動の英雄シャア・アズナブル、そのクローンであるアフランシ・シャアを生み出した。
戦力としてガイア・ギアを始めとするマンマシーンやマザー・メタトロンと言った戦艦を多く保有しており、宇宙基地も保有している。
アフランシ・シャアが宇宙に上がった時点では上層部は保守的になっていて、構成員の多くも給料をもらうために働いているなどと硬直した体制になっていたが、アフランシの影響で一部構成員も変革し始める。
一方、地球連邦政府の中央閣僚会議は、アフランシ・シャアさえ何とかすれば、「シャア・コンティニュー・オペレーション」の延長線上の組織であるメタトロンをどうにかすることは分かっていた。
中央閣僚会議は、アフランシ・シャアをどうにかしてくれれば、メタトロンを認知するという条件を出した。
するとメタトロンはその条件を呑んで、暗殺者ブノア・ロジャックをアフランシの元に送り込むが、ブノアはMHA(マハ)との戦いで戦死し、アフランシはビジャン・マハを壊滅させて行方を眩ませてしまった。
構成メンバー
- アフランシ・シャア
- マドラス・カリア
- クリシュナ・パンデント
- アザリア・パリッシュ
- ブノア・ロジャック