プロフィール
概要
長鳴神社の傍にあるベンチで佇む病弱な青年。
ある日主人公は、持病で余命幾ばくもない彼と出会うことになる。彼とのコミュを成立させるには、とあるイベントでアイテムを手に入れる必要がある。
キャラクタードラマCD『ペルソナ3』vol.1では、新たに無達、たなか社長、舞子、文吉爺さん、神木秋成らのコミュキャラクターに初めて声が付いた。主人公と望月綾時の2人に焦点が当てられ、ゲームセンターでキャッチした人形が、様々な人と出会うにつれ、わらしべ長者のように次々と交換されてゆくストーリーである。
ヴァイスシュヴァルツにて
ヴァイスシュヴァルツの3番目のブースターパック「ペルソナ3」より収録。だが、収録当時は、後のTCGにも悪名高いカードの代名詞の1つとなったとは思えない。
このカードの能力は下記に通り(一部割愛):
黄/キャラ/レベル:1/コスト:1
【自】あなたがレベルアップした時、このカードを控え室に置く。
【自】このカードが舞台から控え室に置かれた時、相手は自分の手札を1枚選び、控え室に置く。
要約すると、場から控え室に行くたび、相手は手札を1枚選んで捨てる(ハンデス)。当時の他のハンデス効果と異なり、身代わりとアンコールを付与する能力を組み合わせることで効果を即再利用できる、「神木配置→何か理由で神木を控室へ(=相手ハンデス)→再登場能力で再配置→神木を控室へ→⋯」というハンデスループが誕生した。
また、当時のブシロード公式環境において、タイトル区分という概念は存在したものの、全国大会ではスタンダードとサイド限定(複数作品が使用可能)で開催となり、カードをほとんどすべて使うことができるため、他タイトルに再登場能力を組み合わせることで大量ハンデス可能。特に戦国BASARA参戦以降、同タイトルのブースターのカード"蹂躙"明智 光秀の追加によって、「神木」「光秀」「アンコール付与」を揃えると、メインフェイス中で自分の手札のキャラの枚数分だけ互にハンデスというコンボデッキが大会で猛威を振るい、これに専用対策をしようものなら他のデッキに勝てないという自体が発生。結果ミラーマッチくらいしか有効策が無いという状態に陥った。
結果で2010年全国大会後にスタンダードとサイド限定禁止を経し、2012年夏に全ての構築条件を禁止。同時に、このカードを筆頭にした混タイトル(複数作品)コンボデッキそのものを問題視しなのか、同2010年秋から、地区レベル以上の大会のメインイベントがネオスタンダード(1作品のみ使用可能)を統一した形として、混タイトルデッキそのものを公式環境から無期限追放された。
ヴァイスシュヴァルツのみならず他ブシロードTCGにも波及しました、このカードの全条件禁止直後、カードファイト!!ヴァンガードも新ルール「クランファイト」の設立によって、複数クランを混合したデッキ(本来のデザインの意図の混クラン必須デッキ除く)が大半の公式大会では使用不能となった。
ちなみに、このカードと同期で全ての構築条件を禁止されたカードが制限/無制限として復帰、スタンダードフォーマットも2022年の公式大会環境に復帰だが、このカードだけは制限にさえ帰ってこれない。