四暗刻にはシャンポン待ちと単騎待ちの二つの待ち方が存在する。
シャンポン待ちの場合はロン和了の場合はロンした牌によって完成する面子が明刻となるため四暗刻とは認められない。
一方で単騎待ちの場合はロン和了であっても四暗刻が確定するためロン和了でもツモ和了の時と同じ役満として成立する。すなわち聴牌の時点で四暗刻が確定している状態である。
一般的に四暗刻は単騎待ちよりシャンポン待ちの方が出来やすいため、四暗刻単騎待ちをダブル役満とみなすルールもあるが、これは古い定義が単騎待ちでなければ四暗刻の成立を認めなかった名残である。もっとも前述通りロンでも成立するので聴牌になってしまった後は単騎の方が楽である。
pixivで四暗刻のイラストが描かれる時は単騎待ちのことが多い。ネット上では断么九を宣言するクールなダディも少なくない。
但し注意したいが待ち牌の形によっては四暗刻の形とならない待ちがある場合もある。例えばメイン画像のケースでは実際にツモって来ている四索ならば四暗刻単騎に緑一色が複合してトリプル役満という超大物手であるが、二索五索の待ちも存在している。二索の場合は緑一色のみでシングル役満、五索の場合は三暗刻、混一色、役牌で跳満止まり(ドラ等が絡めばもっと伸びる)である。この場合敢えて安目を見逃すという手を選ぶ者も存在する。
中国麻雀ではロンよりも、全員から取れるツモの方が高得点。