さっきから何なんだこの概要は⁉︎
『勇気爆発バーンブレイバーン』の主人公イサミ・アオのセリフである。
突如襲ってきたゾルダートテラーに全滅しかけたイサミの前に現れたブレイバーン。
何故かイサミの名前を知っており、妙に言動の距離感が近いそのロボットが「私の中に、早く乗るんだ!」と促すままにコックピットに乗り込む。
そして永年にわたり受け継がれてきたロボットアニメの様式美として、昭和の香り漂う激しいテーマソングが挿入される。
「バーンバンババン! バァーババババン! ブレイバァーン!!」
当初はあまりの非現実的状況にパニック状態だったイサミだが、徐々に理解が追いついてきたのか迎撃用の装備を要求し、積極的に戦っていくようになった。
そして少し余裕が出てきたイサミがようやく放った強烈なツッコミが「さっきからなんなんだこの歌はぁあ!!!」であった。
超展開の連続に混乱が深まるばかりであった視聴者が、このシーンばかりは「本当に流れてたんかい!」と一緒にツッコミながら爆笑させられることになる。
さっきから何なんだこの余談は⁉︎
大変インパクトあるセリフだが、実は声優のアドリブだったと明かされている。
イサミ役の鈴木氏が公式ラジオでこの時の裏話を話しており元々普通になんなんだ!これはだったがスタッフからブレイバーンから流れてる曲はコックピットの外の人にも聞こえてるという設定を聞き流れ出すタイミングでなんなんだ!この歌は!というアドリブを入れたと話している。
これを知ったルイス・スミス役の阿座上洋平氏とブレイバーン役の鈴村健一氏もこれにはびっくりしており現場では大爆笑が起きたようである。
ただし、歌が流れているという設定自体は最初から存在している。これは実際の音響演出にも反映されており、このシーンや前後のシーンで耳を済ませてみると、コックピット内では低質なスピーカーから出力しているかのようなくぐもった音質に変更されている。
さっきから何なんだこの関連タグは⁉︎
戦姫絶唱シンフォギア:戦闘中に歌う作品繋がり。
なぜ文字が出る?:『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』におけるピッコロのセリフ。演出ではなく視覚的に文字が出る。