概要
CV:なし(喋らないため)
アニメ『爆転シュートベイブレード Gレボリューション』にて、ウルボーグ4の必殺技の「ノーヴァエ・ローグ」で、必殺技シーンの演出として登場して変身したウルボーグの擬人化であり、アニメオリジナルキャラクターでもある。
このキャラが登場した回はGレボリューションの第14話、第18話、第23話、第28話の4本である(それ以外の一部の回にも必殺技シーンはあるが、簡略化して登場しない)。
その姿はFFのシヴァ、遊戯王のホーリー・エルフ、1000年女王の雪野弥生のような雪女の姿をしていて、画面に映りきれないほどの髪の長さを誇る青いスーパーロングヘアーに、ウエディングドレスのような白いドレス服を着ていて、耳や肩などの所々に氷の結晶のようなアクセサリーを付けている美少女である。
元の姿での聖獣は凶暴なイメージであったのに対し、雪女になった姿ではそのようなイメージはなく、神秘的で美しいイメージとなっている。
目を開けると瞳がない白目となっており、格好良さもある(劇中は白目であるが、多くのイラストでは感情的であることが分かりやすいように、瞳がある状態で描かれている)。
ウルボーグの特徴的な額の冠は、メイン画像の隣にいる元の姿の聖獣を見比べると、原型などがかけ離れているが、擬人化した雪女の姿の額にも(色が青系で違うものの)聖獣の額と同じ形の冠があることで、変身していることが分かる(トップ画像を見比べることで、冠の形が同じである)。
必殺技シーンの演出にのみ数秒だけ登場したキャラであるが、全シリーズを通して公式で擬人化されたのは現時点でウルボーグのみで、全シリーズで唯一の公式擬人化である。印象的であったのか、アニメ3作目の『Gレボリューション』の2代目EDテーマで一部の場面として使われた。
ウルボーグの擬人化した姿のデザインは、アニメのベイブレードシリーズ(爆転の無印は除く)のキャラクターデザインである長森佳容が担当しているとのこと。出典
擬人化させた理由は、本作である「Gレボリューション」の制作に関わった長森佳容のインタビューによると、「監督がユーリの必殺技(ノーヴァエ・ローグ)のところで雪女みたいな人を登場させてほしい」とのことで依頼され、依頼された際は「え、ウルボーグって女なんですか! 大丈夫ですか!?」と戸惑いながら制作した模様(出典)。決して、玩具やキャラとしての人気のために採用したことではない。また、出典でも「監督のオーダー」と答えている。
関連イラスト
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雪野弥生…新竹取物語1000年女王に登場するヒロイン。肌色や冠の形などが異なるが、容姿がかなり似ている。