CV:森田チアキ
概要
プロフィール
ロシア出身のチーム、ボーグ。
使用ベイは、ウルボーグ(銀狼)
ボーグのエースであり、冷酷非情かつ圧倒的な実力の持ち主。
アニメ版
苛酷な環境でボーグ最強のブレーダーとなった為にプライドが高く、ボーグのオーナーの孫と言うだけでカイが特別扱いされる事に苛立ちを覚えていた。『無印』編ではPPBチームとのエキシビションバトル時に、エディを一撃で撃破。試合ではタカオと死闘を繰り広げ、氷雪の異空間を作り出す、青龍を凍らせる、1度に複数の聖獣を操る等その精神力の高さはジュディを絶句させた。「最終兵器」と呼ばれインキュベータに入れられるなど非人的な扱いを受けていたが、タカオとの対戦後はタカオの真っ直ぐさに心打たれ再戦の約束を交わし、笑顔を見せている。
『Gレボリューション』では狂気的で原作よりの性格となっている。必殺技を出した時のカットにウルボーグが雪女になっていることもあった。また、この必殺技を出した直後に無防備になる癖を持つ。バルテズがヴォルコフの手先だということを知っていた。ヴォルコフの野望を打ち砕くためBEGAに乗り込みガーランドと対戦。強制デスマッチに敗れ昏睡状態に陥るが、タカオとブルックリンとの最終戦で目を覚まし、タカオをサポートした。その後は無事退院しロシアに帰国した様子が最終話EDにて描かれている。
漫画版
名前は「ユーリ・イヴァノーフ」となっている、初登場時はタカオとの対決でまだ名前が決まってなかったのかカイからぎんじろうと呼ばれていた。
アニメと同じく非情な性格で、実力も非常に高く、世界のライバルたちの中で唯一主人公たちに匹敵する実力を持ち、二度もタカオを敗っている。
なお、言い争うセルゲイとイワンを一言で黙らせるなど、苛烈なほどの威圧感を持ち、レイに敗れた仲間のセルゲイに対し「ボーグに敗北者など必要ないっ!」とシーボーグ諸共切り捨てたりしている。
作者である青木たかおのホームページで公開されている公式外伝小説では主人公を務め、本編では描かれなかった幼少時代が描かれいている。
小説版(ネタバレ)
ネタバレ注意
「雪はいいな」
かつて幼少期は誇り高い軍人の父親と優しい母親と幸せに暮らしていた時もあったのだが、その幸せは長く続かず、国の体制が変わったことで父親が職を失って酒におぼれ妻子に暴力を振るうようになってしまい、それに怯え嫌気が差した母親は夫と息子を置いて出て行ってしまう。残されたユーリは生きるために盗みを働き、そこで同じ境遇のボリスと出会い、2人で盗みを働き続けるが、目をつけられて罠にかかって追い詰められたところを、野望のために身体能力の高い子供を欲していたヴォルコフに救われ手を差し伸べられる。一時は迷っていたものの現実を実感したことでボーグに所属するようになった。
その為、ボリスとは対等に話す一面も見られた。