概要
13歳で狼座の青銅聖闘士。
忍者(富士流)の末裔。クールで知識豊富。
8話にてついに初登場。同級生の間では技量の評価も高かったようだが、本編開始時点ではパライストラを自主退学ということになっていた。実はイオニアの正体に気づき調べていたが、バレて学園地下の牢獄に投獄されていた。ちなみに聖衣を纏わずとも忍び道具や忍術、はては小芝居を駆使して敵を翻弄し拘束、他に捕まっていた聖闘士も解放し、光牙と共にちゃっちゃと牢から抜け出した。口は悪いが器用でコミュニケーション能力も高いようだ。光牙が来る前に1人で逃げられただろ、というツッコミはしないでおこう。
私服はネクタイなしのスーツ姿+眼鏡(よく光る)で、長髪を後ろで結んでいる。
毒舌でスカした台詞を平然と吐き、外見も中身も本作のメインキャラ中では最も年齢不相応である。仲間ももう慣れているようで、ユナが「相変わらずねえ」と言ったくらい。
5話から登場していたエデンを差し置いて速攻でレギュラーゲット。光牙以外とは元々交流があった模様。生身でも非常に身体能力が高く、15話ではアリアをお姫様抱っこしたままハイジャンプやダイブしたりしている。
聖域の戦いで星矢の起こした爆発の巻き添えを食らった後は「あいつなら多分大丈夫だろう」という理由で4人に置いて行かれているが、どう道を辿ったのかさっさと合流した。遺跡に関する情報等、他メンバーがアリアから聞いて初めて知ったような情報も既に知っていた。その後は行動を共にしたりしなかったりと結構気まぐれであるが、他のメンバーが気づかないような異変もちゃんと察知しており、行動は一見マイペースで無茶苦茶、「馴れ合いは嫌い」らしいが洞察力は確かである。が空気はあまり読めないらしく、16話で窓ふきバイト中にはいいムードだった一般人のカップルを無駄にビビらせている。
便利で多彩な小道具に定評があり、初登場時の煙幕や糸・フォークに加え、唐草模様の凧など腹筋を刺激する小道具使いで視聴者を楽しませてくれる。
生い立ち
出身については詳細不明だったが、22話ので富士の樹海内にある忍者の里だったことが判明。
家族は少なくとも父親が健在であり、本来なら八代目の頭領を告ぐ予定だったらしいが、幼いころから兄者と慕っていた先輩芳臣が時貞に殺害された際、彼に逃げるよう言われていたとはいえ彼を見捨てて逃げてしまったことに長らく罪悪感を抱えていたようであり、それまではそこそこ子供らしい素直さもあったのが現在の性格へと変わってしまったようである。
芳臣の死後、彼の聖衣を受け継ぎ独自に修行して里を飛び出していた。また善三の名前から姓が森隠だったことが判明。
原作派生作品も含めて、珍しくフルネームが公式で明確に設定されている聖闘士である。
忍者と聖闘士との間で葛藤を持っていたが、両者を捨てずに生きることを決めた。
ウルフ栄斗
聖衣石はピアスタイプ。三日月のような形をしている。
忍者の技と、小宇宙・属性の聖闘士の能力をミックスさせて戦う、自称「忍者聖闘士」。
龍峰が今代最高の実力の持ち主なら、栄斗は今代随一の技の数の持ち主で動きもかなり早い。
無駄に消耗する戦闘は避けるなど、効率も結構重視する。
一応属性は土だが、忍者技の応用で火系や水系技なども使え、ほぼ何でも有りのチートである。属性の意味ェ・・・
あげく手裏剣は投げるわ小型爆弾を沢山炸裂させるわクナイで後ろから首元を襲うなど、
もう反則レベル(聖闘士が聖衣パーツ以外の武器を使って良いのかという問題)のやりたい放題。
聖衣をまとえばそれらの忍術の威力も増すという。どういうことなの・・・。
眼鏡が何故か聖衣装着後は消えているが、聖闘士星矢ではよくあることなので気にすることはない。
聖衣の首元と腰のあたりにもふもふっぽいパーツが付いている。ポーズによっては長い髪が尻尾のようにも見える。
青銅レベルではほぼ無双といってもいい実力ではあるが、黄金聖闘士であるミケーネには全く歯が立たなかった。
技
その技の多さは留まるところを知らず、中の人もツッコミを入れているほど。他の青銅聖闘士が2、3の技を使い回しているのに比べ、栄斗は出番ごとに新技が増え既に10を超える技を披露している。
十文字岩石崩し |
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青龍鉄砲水 |
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富士流秘伝・咆哮天狼崩し |
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火炎の舞・乱れ撃ち |
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土遁・双牙咆狼陣 |
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富士流忍法・野槌崩し |
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土遁・鳳仙花 |
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水流鉄砲水 |
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富士流忍法・気甲斬り |
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土遁・土塁天井 |
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水遁・絶対零度 |
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白狼拳・天心(ゼンシン?)無双 |
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二次創作において
旧作に比べ比較的年齢相応の見た目のキャラが多い中、レギュラー陣随一の年齢不相応な外見と
ネタ要素満載の設定であったため、登場前から栄斗さんじゅうさんさいなどと言われていた。
レギュラー陣の中で8話の終盤に登場と、最も登場が遅かったためキャラの予想がつき辛く、
各絵師の苦労がしのばれた。
登場後、忍術を盾に何でもやり放題・設定以上のネタキャラっぷりが発覚してからは、
二次創作もやりたい放題モードへと突入している。
・・・なんでもありすぎだろう。ちなみにこれは本編で本当に登場している。