尾崎行雄(政治家)
おざきゆきお
「尾崎行雄(政治家)」とは明治・大正・昭和の政治家。
概要
(1858年 - 1954年)
号は咢堂(がくどう)。相模国津久井県又野村(現・神奈川県相模原市緑区又野)生まれ。
日本の議会政治の黎明期から戦後に至るまで衆議院議員を務め、当選回数・議員勤続年数・最高齢議員記録と複数の日本記録を有することから「憲政の神様」「議会政治の父」と呼ばれる。
最初は海軍省、報知新聞(現在はスポーツ紙「スポーツ報知」)記者を経て明治23年(1890年)の第1回衆議院議員総選挙で三重県選挙区より出馬し当選、以後63年間に及ぶ連続25回当選という記録をつくる(これは世界記録でもある)。
昭和28年(1953年)のバカヤロー解散による総選挙(第26回衆議院議員総選挙)で落選。これを機に政界引退を表明し、衆議院から名誉議員の称号を贈られた。94歳まで衆議院議員を務めた。
昭和29年(1954年)10月6日、直腸ガンによる栄養障害と老衰のため95歳にて死去。