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AppleⅡの編集履歴

2024-03-18 21:47:26 バージョン

AppleⅡ

あっぷるつー

AppleがMacintosh以前に生産販売していた8ビットパソコン。

概要

Apple1977年に発売した8ビットパソコンスティーブ・ウォズニアックがほぼ独力で開発した。


CPUは6502で、BASICインタプリタを内蔵。本体はキーボード一体型で、8個の拡張スロットを内蔵していた。Appleとしては事実上初のパソコン製品である(AppleIは基板だけで販売された自作PCキットであり、購入者が筐体を組立てる必要があった)。また、標準でグラフィックや音声の出力機能を持っていたが、これは文字のみ表示、音声はビープ音のみが当たり前だった当時の個人用コンピュータとしては極めて珍しい。オプションでフロッピーディスクドライブを接続したり、CP/MやMS-DOSを動作させることもできた。


表計算ソフト「VisiCalc」がキラーアプリケーションとなり、パソコン市場の確立に貢献。当時の他の欧米のパソコン同様、日本語表示に難があったことにより日本ではあまり普及しなかったが、アメリカ合衆国では1984年のMacintosh発売後も教育・ホビー市場を中心に広く使われていた。初期のコンピュータRPGである『ウィザードリィ』や『ウルティマ』もオリジナル版はこのAppleⅡ向けに出されている。


派生機種

マイナーアップデート版のApple IIe、5インチフロッピーディスクドライブを内蔵し拡張スロットを廃して薄型化したApple IIc、16ビット版でグラフィックとサウンドを大幅強化しADBなどMacintoshと共通のインターフェースを搭載したApple IIGSなど。Apple IIeは北米の教育市場の標準機となり、1993年まで生産された。IIGSも1992年まで生産されている。


1990年に発売されたMacintosh LCはApple IIe互換カードがオプションとして用意されていた。

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