ゲームボーイ用ソフトのワリオランドの記事はスーパーマリオランド3ワリオランドを参照。
概要
ワリオが主役のアクションゲームでマリオと異なるアクションや作風が特徴の作品群。
元々はスーパーマリオランドシリーズの派生シリーズにあたり、初代ワリオランドのみスーパーマリオランド3のサブタイトルを冠していたが、バーチャルボーイ(もしくはゲームボーイカラー)以降はマリオランドシリーズから独立しワリオランドシリーズとして続編が作られるようになった。
メイドインワリオシリーズと並ぶワリオのメインシリーズでもある。
ゲームシステム
基本的には横スクロールの探索型アクションであるが、ワリオが頑丈(もしくは不死身)であるため、ただ敵に触れてもダメージにはならず(ただし槍やトゲなどの鋭利なものや、炎などではダメージを受ける)タックルで敵を攻撃したりするなどマリオと異なる基本アクションがある。
また、変身も初代ワリオランドやバーチャルボーイ、怪盗ワリオ・ザ・セブンなど一部例外はあるが、アイテムを取得して変身するものではなく敵から攻撃を受けたリアクションで変身するなど独特の変身をすることになる。
なお、本シリーズではマリオは初代のエンディングに少しだけ登場するのみで、以降のワリオシリーズでもマリオシリーズとは関係ないオリジナルキャラが登場する事が多い。
10コイン
本作で登場するコインで『10ゴールドコイン』と説明される場合もある。
その名の通りコイン10枚分の価値があり取ると所持コインが10加算される。
ボスを倒したり、雑魚敵を特定の方法で倒すと出現するほか、所持コインが10枚以上ある状態で、↑+B(↑キーを押してワリオに片手を上に上げさせた状態でBボタンを押す)のコマンド入力で、所持コイン10枚と引き換えに10コインを創り出すことができる。
創り出した10コインは敵に投げつけて攻撃する武器として使用する他、ステージ中間にあるセーブポイントの利用や、ゴール前の錠前を開けるのに必要である。
マルチエンディング
作品によってマルチエンディングがあったりなかったりするが、コインなどの合計枚数に応じてエンディングの演出が変化する場合がある。
例を上げると初代ワリオランドではコインの合計枚数に応じて、ワリオランドアドバンスでは宝箱の合計取得数に応じてエンディングの演出が変わるほか、ワリオランド2では本格的にマルチエンディングを採用。コースを特定の方法でクリアしたり裏ゴールを見つけることでルートが分岐し様々なストーリーを見ることができる。
シリーズ
ワリオワールドや怪盗ワリオ・ザ・セブンなどワリオランドとつかなくてもアクションのワリオシリーズはワリオランドシリーズと分類されることが多い。
機種 | タイトル |
GB | スーパーマリオランド3ワリオランド |
VB | バーチャルボーイワリオランド アワゾンの秘宝 |
GB | ワリオランド2 盗まれた財宝 |
GBC | ワリオランド3 不思議なオルゴール |
GBA | ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝 |
GC | ワリオワールド |
DS | 怪盗ワリオ・ザ・セブン |
Wii | ワリオランドシェイク |