概要
『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する空条承太郎の父親。純日本人でジャズミュージシャンを生業としている。
妻は空条ホリィ(旧姓:ホリィ・ジョースター。ジョセフ・ジョースターとその妻であるスージーQの娘)。空条家宅である立派な和風屋敷は元々は彼の実家であり、格式高い家柄であることが窺える。
国際結婚で日本を居住地に選んだことや、仕事柄家をあけがちなこともあり、ジョセフには内心余り快く思われていない一面もある。
作中では名前のみでしか登場しておらず、第3部の事件当時はすでに世界を周る船上コンサートツアーに参加しており、長いこと連絡が取れない状況であった(1989年当時は現代ほど通信手段も発達していなかったことも原因とされる)。
ただ、それほどに大きなツアーに参加していることから、ミュージシャンとしての技量は高いと予想される。また、承太郎も父の影響なのか、牢屋の中で自身に取り憑いた悪霊(スタンド)について調べている時、持ち込んだものの中にギターがある。
スピンオフ「クレイジー・Dの悪霊的失恋」の小説版では仙台で行われたジャズフェスに参加した際に伝説を残したとその名前が語られている。
ちなみに、ミュージシャンであることから海外では「TVアニメにおける承太郎の処刑用BGMを演奏しているのが貞夫である」というネタが定番化している。
関連タグ
ジョセフ・ジョースター(義父) スージーQ(義母)
渡辺貞夫…名前の由来であるとされるジャズ・ミュージシャン