概要
YouTubeアニメ『混血のカレコレ』に登場する名称の混血児の変身形態の一種。
カゲチヨが人間の血を吸う事で変身することが可能な形態。(『【第2回】カレコレ質問コーナー【漫画】【アニメ】』にて、他の生物の血だと不可能だと明言されている。)
カゲチヨは、本来ゾンビウイルスが脳に到達する前に吸血鬼となった影響で理性を保てているだけであり、体が馴染んでおらず、引き出せる能力もオリジナルと比べると非常に劣る。(ストーリー編1章9話参照)
名前の通り吸血鬼の力を最大限まで引き出せる形態であり、容姿は制御時と暴走時とで異なる。
制御時は、カゲチヨの天敵であるアザミを彷彿させる髪型になる。
暴走時は髪が逆立ち、髪色も通常より赤色の面積が増える。
名前の初出は、ストーリー編3章4話『突然の別れ』にてカゲチヨが発言した物で当初は公式から特に決まっていなかったが、サブストーリー編(ヒビキ編)4話『カゲ君』にてレイナ・ガーベラも同じ名称を口にしたので、公式も同じ見解を示していると思われる。
戦闘力
シディ過去編の段階ではホルスの力を制御されたシディ以上フィーア未満であったが、後に通常時では全く歯が立たなかった蝮谷キワミチを圧倒する、再生能力をもつクローンのヒビキ達を瞬殺する程度までパワーアップしている。
またイーラなどトッププレデターの上層部も存在を知らなかったようである。
他の暴走状態の例に漏れず、制御時の戦闘力は暴走時と比べ大幅に落ちており、変身時間も非常に短い。
同じく混血児の変身形態であるリデュースと比べるとデメリットは少ないが、暴走するリスクを背負っているので、現時点では絶体絶命になるまで追い詰められた時か、覚悟を決めた際にしか変身する機会がない。
レイナが「MAXじゃないだろうね」と言っているので血を吸えば吸うほど何か起こる可能性があり、カゲチヨには超再生のようなオリジナルの異宙人の能力を超えるポテンシャルがあるため、より強力になるかもしれない。
そして3章10話「暴走の先に」にて吸血鬼化による暴走を完全に克服した。
余談
コミカライズ版27話にて、レイナとアザミによって原作にはなかった吸血鬼化を匂わす描写が描かれている。