CV:草尾毅
概要
カブトムシ型バイオチップを持つ1号機。スーパーモード継続時間は3分。
少々ドジで慌て者だが、勇気と努力は人一倍。カブトムシがモチーフだけあって、スイカが好物で、木の上にいると落ち着く。寝る時は柱にしがみついて寝る。
高円寺家に居候している身だが、他のビーロボと違って定職に就いておらず、第38話では働いている皆を羨ましがり、自身も働こうとしたものの、失敗の連続で追い出されてしまった。
ノーマルモード時は甲高く可愛らしい口調で、語尾に「カブ」を付けて喋るが、スーパーモード時はシリアスなヒーロー口調に変わる。スーパーモード時の決め台詞は、「君の勇気がこの胸に、熱く響いてイイ感じ! ビーロボの一番星・カブタック!!」。急ぐ場合は「ビーロボの一番星」のみになることもある。
最も初期のビーロボであるため、性能面などで他のビーロボに劣る部分があるが、他のビーロボには搭載されていない「ひらめき回路」によって奇策を思いついたり、譲との友情で結ばれた絆によって、時には絶大なパワーを発揮する。
変形は逆立ち形式で、手脚が逆ポジションとなる。
スーパーモード時には、ノーマルモードの頭部が分離・変形した短棒ビリットスティックを叩き付けて電撃を浴びせるビリットショックを得意とする。ビリットパワーを満タンにすれば、威力は向上。第10話ではカスケードンに投げつけて使用したが、通用しなかった。第30話の回想シーンでは、高円寺博士が模擬戦で戦闘不能になったコブランダーを必要以上に痛めつけるシャークラーをビリットスティックで鎮圧している。柔道においては、相手を持ち上げて地面に叩きつけるカブタック・スーパー一本背負いを使用。第28話でシャークラーに技を破られた後、第30話のプロレス対決では、デンデンローラーと譲の協力も得ての特訓で編み出したカブタック・スーパーダイナマイト一本背負いスペシャルでリベンジを果たした。
最終回では譲の友情コマンダーをスターマインドに破壊されたが、譲との友情が極限まで深まったことによって友情コマンダーなしでスーパーチェンジを遂げ、勝利をもたらした。エピローグにて、アフリカの砂漠に隠されているという銀河古文書の続編の発掘のため、他のビーロボたちと共に譲を離れた。