人物
東京吉祥学苑最悪クラス「モトヨン」こと元2年4組・現3年4組における担任イジメ(担任外し)における参謀格で、表向きのリーダー。
IQ180の天才少年。頭がいいだけでなく空手も得意で有段者でもあるなど文武に優れている。
パソコン(劇中ではMac※ガイドブックより)を自身の手足のように扱え、合成写真作りやクラッキングも当たり前のようにこなせる。学力も大学生並みであり、大学のセンター試験では10位に(このときトイレでやばかったと語っている)、東文社全国共通学力テスト、通称「東学」でも上位(今年は鬼塚のために2位になった)に食い込んでいる。さらに北京語、タイ語も理解でき、僅かながらもフランス語も理解している(神崎麗美が言い放ったフランス語の単語を辛うじて僅かに聞き取っていた)。
当初は鬼塚英吉に対して得意の合成写真(SM本との合成写真を学園中にばら撒き、3-4の教室には教頭・内山田ひろしとの肩を支えあって互いの股間を握るという『エデンの園』と題した合成ホモ画像が貼られていた)で嫌がらせするが、報復されるのかと思いきや、逆にエロ本をもとにした合成写真を頼まれたことがきっかけで「こいつなら何かしてくれるのではないか」とそれを見たいがために協力することとなる。
他の4組のメンバーが、何がしかネガティブな事情を抱えており、それを鬼塚に解決してもらったことで協力的になったのに対し、彼は単に「面白そう」という理由だけで鬼塚についた。家庭事情などについても一切語られておらず、鬼塚の最初の協力者でありながら、実はかなり謎多き人物である(少なくとも、一軒家に住んでいることや、自宅にパソコンがあるなど、裕福な家庭ではある様子)。
鬼塚の悪だくみやいたずらに進んで手を貸す程度にはノリの良い性格をしている(前述の合成写真をノリノリで作成後成り行きで上原杏子達へのお仕置きに付いて行ったり、野村朋子グッズの販売に協力したりなど)。また教頭をスタンガンで気絶させてクレスタを持ち出し無免許運転を行うな大胆な行動を起こすことも。
ただしアニメ版では教育上よろしくないためか、原作よりも真面目で常にクールな性格になっておりあまり取り乱すことはなく、鬼塚のいたずらなどにも渋々付き合うような雰囲気に描かれている。このため、相沢雅ほどではないものの原作と大分性格が違うキャラの一人。ついでにアニメ化された範囲の関係から空手の有段者という設定は語られていない。
ドラマ版
演:窪塚洋介(1998年版)
演:高田翔(2012年版)
反町版では名前が「菊池善人」となっている。性格及び立ち位置は原作通り。
26年後を描いたSPドラマでは、文部科学省総合教育政務局担当審議官を勤めており、密かに同じ文部省の人間の汚職の証拠を掴み、その立証のために鬼塚に潜入調査がてら教師への復職を提案し、そのために裏で手を回すなどしたたかさは相変わらず。
余談になるが、鬼塚を呼び出すためにコーヒー1杯の配達依頼という結構回りくどい手段を使った。(基本的にフードデリバリーは近くにいる登録者が配達を担当するシステム上、指名はできない)なお、教え子の注文と知らずに受けた鬼塚からは「自分で買いに行け」とボヤかれた。
AKIRA版のドラマでは終盤まで鬼塚を敵視する存在として描かれており、最初から協力者にはならない。また、なぜか大門校長とは血縁関係がある設定になっている。