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概要編集

主人公・鬼塚英吉が担任を務める東京吉祥学苑中等部3年4組の生徒。

桜井良子理事長の孫であり、彼女の権力を笠に着て好き放題やっており、理事長自身も彼を甘やかしており、鬼塚が繭をとがめた際には孫可愛さにビンタしている(理事長は後に謝罪している)。

高等部に「アゲハ」という名の恋人がいる。


人物編集

2年生の時、相沢雅が扇との関係をでっち上げた際にはそれを真に受け、クラスのみんなと教師イジメに加担していた。しかし、後述する事情から途中で不登校となる。


家庭環境は謎だが、父親が何らかの不正を働いており、それが原因で大量のトリプトファン(精神安定剤)を服用するほど情緒不安定になっていく(それが原因と思われ、不登校となってしまう)。そのような折、菊地善人にのみ心を開いており、その心情を部分的に語っていた。


父親のような「汚い大人」を忌み嫌っており、自宅に帰らない日が多く、多くの不良たちとつるんで好き放題やっていた。ふとしたことから登校し、鬼塚を陥れ、他の教師たちをたまり場に引き連れて「教師イジメ」を始める。だが、鬼塚の提案した「腕相撲100人抜き」で繭の仲間が次々とやられていき、ついに自身が100人目として鬼塚と戦う破目になるが、このことで「身体を張る者と、影で扇動する者の差」を思い知らされ、戦わずして敗北。その後、鬼塚や周囲と和解し、「アンタにもっと早く会いたかったよ」と本心の笑顔を鬼塚に見せる。

大門と天使部隊登場後は、常盤愛を恨んでお礼参りに来た「鬼畜クラブ」を、仲間である『本物の悪童(ワル)』達と共に成敗する(和久井によれば半端者という理由で以前から鬼畜クラブの面々を嫌悪していたらしい)など鬼塚に協力するようになる。ちなみに一連の騒動は鬼塚と和久井の隠蔽工作によって「拳法の達人だった桜井ただし袋田はじめが不良達を成敗して更生させた」ということにされている。


終盤近くで芸能界デビューし宗方や沖ノ島がマネージャーになっている。最終話では「ピュアハート」というタイトルの薬害ドラマへの主演が決まる。クラスメイトで復学した石田拓海にクラッキングしてもらった父の不正の証拠を持って世間に公表した。

なお、父の不正に関しては最後まで明言されなかったが、作中の描写から判断すると薬害に関連したものと思われる。


ドラマでは2012年のAKIRA版のスペシャル第1弾に登場。演じたのは 葉山奨之(幼少期:佐藤瑠生亮)。原作とは違い桜井とは赤の他人で生後間もなく両親に捨てられ養護施設で暮らしていたが国会議員の牧田(原作の番外編「SHONAN 14DAYS」に登場する人物)に引き取られ義理の親子になる。義父と同じ姓を与えられるために明修学苑高等部2年4組に転校して鬼塚を学苑を追い出そうとして事件を起こすものの、牧田から今までただの道具としか思われていなかった事を知って彼を見限り、鬼塚に協力して牧田の汚職の証拠が入ったSDカードを鬼塚に渡して牧田を辞職に追い込んだ。事件後はアゲハが借りたアパートで一緒に暮らしており、鬼塚ともクラスメートとも本当の意味で打ち解ける事ができた。

スペシャル第2弾以降は未登場で退学したか別の学校に転入したと思われる。


関連タグ編集

GTO モトヨン


渚カヲル:容姿をモデルにしたとの説がある。

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