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概要編集

アニメ版CV:野田順子/デジタルコミック版CV:豊口めぐみ

反町版ドラマ:中村愛美/AKIRA版ドラマ:川口春奈


主人公鬼塚英吉が担任を務めることになった3年4組の生徒。今作のキーパーソン。

表面上は優等生であり、父親は銀行の重役を務めるなど、家庭的にも恵まれている。

しかし、腹の底では教師という存在を心底憎んでおり、4組名物の「担任いじめ」の主犯格。

今まで幾人もの担任教師にすさまじい嫌がらせを仕掛け、退職・自殺・精神崩壊に追い込んできた。


鬼塚が赴任してからも主に当初は男子達に任せる形でいやがらせを行う。

しかし、異様なタフさを持つ鬼塚には一切が通用せず、クラスメイトがどんどん彼を慕うようになっていき村井、藤吉、草野の3人が鬼塚の味方についたのを機に雅は、焦りからその行動をどんどん過激化させていくようになり、次第には野村朋子藤吉晃二と言った仲が良かったはずのクラスメイトまで利用しては切り捨てることに躊躇いがなくなっていく。


特に移動教室の旅行費の件に関しては

  • 桜井ただしを彼の持つ盗撮趣味(アニメ版では女装趣味)をネタに言うことを聞かせる
  • 桜井を通じて真面目で思い詰めやすいタイプの藤吉に集金係をやらせる
  • 藤吉が目を離した隙をついて彼の持っていた集金袋を盗み(この時点で立派な犯罪)、鬼塚の懐に忍ばせこれまた桜井を利用して鬼塚を「女子高生ヒミツ倶楽部」なる偽の店に行かせてグルになった女子生徒達に彼を酔わせその勢いで旅行費を使い込ませ、横領犯に仕立て上げる。(ついでに使わせた旅行費の何割かを自分達の懐にしまい込む)
  • 紆余屈折の末に移動教室は沖縄旅行に変更され、最終的に鬼塚が800万円相当のベンツを福引で運良く当てた(=沖縄旅行に行ける目処が立ってしまった)ことを知るや否や、今度は会社が潰れそうになって路頭に迷っていた中年男性・平松(CV:納谷六朗)を言いくるめて走行中のベンツに飛び込ませる。その結果、彼の「自分が元教師で借金を抱えた教え子の連帯保証人になっている」という話を信用した鬼塚は一度ベンツを手放してしまう。(麗美曰く「典型的な寸借詐欺の手口」)。

…とこれでもかというくらいクラスメイトのみならず読者や視聴者のヘイトが向く所業を行っている(特に藤吉の件は上原杏子も鬼塚側に着くほどであり、ベンツの件に関しては神崎麗美「人の道を外れてる」とまで発言して激怒するレベルである)。


その結果、鬼塚を陥れることに成功するも、前述通り麗美の逆鱗に触れてしまい、彼女によって武蔵野HENTAI倶楽部に処女を売られそうになった時には鬼塚に表面上とはいえ謝罪して助けられた。その上で借りを返すために自らの貯金400万円を受け渡した。尤もその後鬼塚のベンツが前述の平松の教え子だった青年(CV:草尾毅)の手で学苑に返却されため、返金されたと思われるが。


それからはしばらく登場しなくなるが、修学旅行終了後は髪の色を青髪に変え今度こそ鬼塚を確実に追い詰めるためにクラスメイトの和久井繭を味方につけ彼に鬼塚の始末を任せたが最終的には和久井も鬼塚との交流により改心して担任はずしから降りることになり、失敗に終わる。


学校にも行かなくなり町中を彷徨っていた所を鬼塚に遭遇。彼の計らいによりひょんなことから朋子に再会し、しばらくは朋子と交流していたがその際に険悪な関係になっていた麗美とも再会するも些細な言い争いがきっかけで麗美の出生の秘密を学校中に公表してまたしても麗美の逆鱗に触れてしまい彼女によって自宅に仕掛けられた自身の盗撮画像をネット上に公開されそうになり大量の睡眠薬を飲んで自殺を図ったが藤吉達に病院に運ばれたことで一命は取り留める(ちなみに麗美自身は心のどこかでは雅をまだ親友として憎み切れていなかったらしく、盗撮画像を公開する気は最初からなく実際にアップされていたのはまだ良好な関係だった頃の朋子や麗美と雅が遊んでいる姿が写った一枚の写真だけだった)。


原作の方では鬼塚のセクハラやからかいにムキになったりせ恥じらいを見せたりとそれなりにコミカルな場面や年相応な部分なども描かれている。

一方、アニメ版の方では冷徹さとドライな部分が増していて、美少女コンテスト参加時の休憩時間に自らを心配して声をかけてきた朋子に対して激しく罵倒する、麗美からのお仕置きから鬼塚に救出された後も原作と違い助けられた借りは返さないなどコミカルな部分や年相応な一面はほぼ描かれていない。


ドラマ版では反町版・AKIRA版のいずれも性格がアニメ版以上に冷徹な影の支配者らしさが強調されており、村井や菊地と行動することが多い。前者では吉川のぼるを虐める上原杏子の役割も担っており、後者では冬月あずさへの虐めを扇動しているため、より悪役さが増しているが、それに伴い担任いじめの動機もかなり重い展開になっている。


また、髪の色は原作以外だと最後まで黒髪のままである。

関連タグ編集

GTO


野村朋子:クラスメート。幼い頃、よく一緒に遊んでいた。作中では容赦なく利用して切り捨てているがそれでも彼女からは一途に心配されていた。

神崎麗美:クラスメート。朋子と同じく親しい友人だったが麗美が更生してからは長らく対立関係になる。






















































  【警告】これより先、この少女の過去について記載されているため閲覧には注意されたし







































表面的には円満に見える雅の実家は、実際には父親の浮気により崩壊寸前であり、母親もそれに気づきながらも事実に向き合おうとしない有様だった。

家庭内に居場所を失った彼女は、優しく接してくれたという男性の担任教師に依存し、思いを寄せるようになっていく。

その思いに気づいた扇は、「教師と生徒の恋愛は許されない」と考え、女友達を「彼女」として紹介することで、雅を遠ざけようとする。

しかし、それは彼女を予想以上に傷つける結果を生み、雅は最後の拠り所と思っていた先生に裏切られたと感じてしまう。

そして、クラスメイトに「教師に暴行された」(※)と嘘の情報を吹き込むことにより、クラス全体に教師への不信感を植え付け、以降赴任してくる担任をことごとく潰してきたのだった。

もっとも、前述の嘘に関しては当初は扇を困らせようと軽い気持ちで行ったものであり、それを鵜呑みにしたクラスメイトの1人が扇に重傷を負わせる騒ぎへと繋がった事で後戻りができなくなって現在に至ったのである(これを止めなかった雅も十分悪いのだが)。

更に言えば、現実的に「教師と生徒の恋愛」はマイナスなイメージが強く、仮に雅の望みが叶ったとしても、少なくとも担任の立場が悪くなる等といった前途多難に直面する可能性が高かったと言える。


最終的には鬼塚のクビ覚悟の「課外授業」により家庭問題は解決するが「これまでのケジメを付ける」として屋上から飛び降りて自殺しようとする。全ての真相を知った鬼塚と雅を助けるために沖縄から戻ってきた石田拓海とクラスメイトからの説得により、ようやく雅に心の平穏が訪れたがその結果に納得しなかった渋谷翔が起こした騒ぎのはずみで誤って屋上から転落しかけてしまう。共に飛び降りた鬼塚と保険が効かなくなったクレスタを犠牲にした内山田によって助けられ一命を取り留め、以降はクラスメイトや鬼塚と完全に和解し本来の素直で明るい性格へと戻っていった。


アニメ版とドラマ版では担任いじめの動機が異なり、いずれも担任による彼女と関わりのあるクラスメイトの死が引き金になっている。


アニメ版では親友の横山美月(CV:村井かずさ)が恋人関係にあった担任教師の斉藤昇(CV:伊藤健太郎)に裏切られたことで自殺してしまったことが発端になっている。ただし斉藤自身は美月を裏切るつもりはなかったのだが教育委員会に圧力をかけられてやむを得ず公の場で美月との関係を否定してしまい、雅を始めとした生徒たちは「何があっても美月と戦っていくと宣言したにもかかわらず、いざとなったら美月を捨てて逃げた」と受け止められてしまった。

最後は事件を収束するべく自分の代わりに罪を被って逮捕される鬼塚に「ごめんなさい!」と心の底から謝罪した(当の鬼塚は逮捕された数秒後に脱走したが)。


ドラマ版では反町版では恋人、AKIRA版では親友が命を落としたことがきっかけになっている。ちなみに後者では冬月に辛く当たる場面が多かったが、改心後は和解し、理解者の1人として友好な関係を築いている。




※:実際は不明だが、この一件は連載当初から設定変更されたという噂があったりもした。一説では少年誌掲載ゆえに事実だとすればあまりにも重かった為というもの。



関連項目編集

GTO モトヨン

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