概要
ゼネバス帝国軍が開発したエイ型海空両用攻撃機ゾイド。サイズは小型ゾイド。
魚なので水中・水上での戦いに特化しているが、なんと空を飛ぶことが出来たりする(実在するマンタなどのエイはときどきジャンプして空中を舞うことがある。もちろん飛んだりはしない)。
さらに、アニメ『ゾイド』ではホバー機能のおかげで陸上でも活動することが可能。
この広い活動範囲を活かし、爆撃・奇襲・強襲など多くの任務をこなせる。
帝国軍最初の海上戦力・航空戦力である。
ただし広範囲をカバー出来る分、純粋な飛行ゾイドとは相性が悪い。
デビュー当初は敵国ヘリック共和国軍の航空戦力が量産のきかないサラマンダーしかおらず、強力な水中ゾイドもいなかったため、その穴を突いて大いに活躍した。
しかし、共和国軍が新型飛行ゾイドプテラスを実戦配備したため、空での優位性は崩れ圧倒されてしまう。
後にガイロス帝国でも引き続き運用されるが、共和国軍は遂に全ての面においてシンカーを上回るハンマーヘッドを開発。
完全な上位互換機であるハンマーヘッドに太刀打ち出来ず、海戦力の主力の座はウオディックに譲ることになる。
それでも結構な数が活躍し続け、活動範囲の広さで勝利を呼び込むこともあった。
アニメ『ゾイド』では上記の通り地上でも活動出来る。
海戦で登場しているほか、ガイロス帝国の伝統スポーツであるシンカーレースという種目がある。
劇中ではこのスポーツ大会にルドルフ皇帝が出場、ゾイド乗りの才能を発揮して優勝している。