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エイドラの編集履歴

2024-04-17 12:54:41 バージョン

エイドラ

えいどら

エイドラ、いわゆるタムリエルで信仰される神々のこと。

Aedra(エイドラ)とは、いわゆるタムリエルで信仰される神々のこと。基本的にNirn(ニルン, 現世であり、舞台となる惑星の名前)に対して強い干渉を行わないものの、先述のデイドラ(Daedra)と比較すると広く信仰されている神。ニルンを創造した神々とされ、ニルン諸民族の祖先であるとも考えられている。Aedraという言葉自体がエルフ語で祖先を意味し、Daedraとは祖先ならざる者を意味する。だが、どの神がニルン諸民族の祖先かも諸説あるので、厳密にどの神がエイドラと呼べるかは難しい問題である。

一般にエイドラは9大神と呼ばれる9柱の神を指すことが多い。だが9大神とは帝国の公式宗教のことであり、人間やエルフが比較的共通に信仰対象としてしているエイドラ程度の意味である。種族によって信仰されるエイドラは変わり、9大神に含まれないエイドラが広く信仰される種族も珍しくない。その詳細は各種族記事を参照の事。また、現在広く知られることのない無名のエイドラも実在しているらしい。さらに時代による違いも大きい。そもそもタロス(Talos)とは第三期の帝国が建国されて以降にその建国帝タイバー・セプティムが神としてこの括りに追加されたものである為、元来は8大神であった。

伝説によると、この惑星ニルンはムンダスという次元にエイドラによって創造された。ムンダスはオブリビオンOblivionという異次元の一部に設けられている為、オブリビオンの支配者たるデイドラの干渉に常に脅かされている。ニルンの創造においてはエイドラはムンダスを訪れていたが、この創造によってエイドラの不死性が失われるという問題が生じ、仲間割れを起こしてエイドラの本来在る次元に去ったという。神々を動かしてニルン創造を主導したのはロルカーンというエイドラであったが、この仲間割れによって殺されたともいう。不死のデイドラに対してエイドラは不死ではないというが、殺されたはずのロルカーンが何度かその後の歴史に干渉しているので、真相は不明である。エイドラの本来在る次元とは、オブリビオンのさらに遠い彼方に広がる異次元、エセリウス(Aetherius)である。タムリエルの一般的な信仰ではエセリウスは死後向かう天国に相当する。

仲間割れが起こった事からも分かるが、一般には善神とされるエイドラも種族の信仰によってはその一部が邪神として扱われていることも珍しくない。またかつてのエイドラがデイドラに変わったという信仰や、姉妹でエイドラとデイドラが分かれている信仰もあるので、エイドラとデイドラの区別も曖昧なところがある。各地に設置されたエイドラの祠は、祈るものに恩恵をもたらす。その他、限られた状況下では今もニルンに様々な恩恵をもたらしているらしい。


1.アカトシュ(Akatosh)の姿を持ち、時を司るとされる。九大神の主神。非常に多くの者から信仰の対象とされており、またNirnに直接干渉してきて人々を守るような行動を担うことも多い。帝国のシンボルが竜なのも、建国の際に彼の伝承が関わっているためである。
2.アーケイ(Arkay)杖を持った老人の姿をしており、死者の平穏、輪廻転生を伝える生死の神であるとされる。元々は人間の商人であったという説がある。埋葬葬儀を司る側面もあるため、死者の葬祭業は主にArkayの司祭の仕事である。「Arkayが私を守ってくださる!」
3.ディベラ(Dibella)美と芸術の女神。Aedraの中でも人気がある神で、特に芸術家や美を愛好するものに信仰されている。性愛を司る側面もあり、Daedraもびっくりのエロ宗派も存在する。んでもって立像が大層エロい事で有名。
4.ジュリアノス(Julianos)三角形のシンボルを持つ、知と理を司る神。学問や論理を司ることから、シロディールでは魔術師ギルドの者に信仰されている。やや地味。
5.キナレス(Kynareth)肩に鳥を載せた姿で描かれることの多い、天候や大気、自然を司る女神。司るものの性質上、特に農民や狩人などに信仰されている。SkyrimではKyneと呼ばれ、声秘術(Thu'um)を人間に与えたとされる一方、吹雪を司る死の女神としての顔も持つ。
6.マーラ(Mara)愛と豊穣を司る女神。そのため、Maraのアミュレットを身につける者は結婚の意志があるとみなされる。Skyrimでは結婚式場としてMaraの神殿が使われている。
7.ステンダール(Stendarr)慈悲と正義を司る神。元はNordの軍神であったといわれている。
8.ゼニタール(Zenithar)労働や商売を司る神。商人や労働者に信仰されている。買い物前にこの神の祠に祈りを捧げれば割引きの祝福を授かることができる。通称:銭タール。
9.タロス(Talos)タムリエル全土を統一し帝国の礎を築いた王、Tiber Septimが神格化したもの。元々はNordであったこともあり、Nordは彼の存在を誇りとしている。逆にその歴史的背景から特にハイエルフ達にはこの神を認めたがらない者が多い。そして第四紀にサルモールが帝国を脅かした後、この信仰を禁じさせたことで、Skyrimには内乱の種が撒かれることになる。
ロルカーン(Lorkhan)Akatoshとともに世界を創造したとされる失われた神。北欧神話におけるロキのようなトリックスターであり、世界を創造した罪を負ったとも言われており、9大神に数えられることはない。Morrowind, Oblivionでは彼の存在が一つの火種となるクエストがある。SkyrimではShorと呼ばれ、死後に勇者が招かれるSovngardeの王とされる。
マグナス(Magnus)Lorkhanに協力して世界を創造したとされる神。しかし創造の課程でAedraが力を失っていくのを知ると賛同者を連れて星々の世界へと去り、この際に次元に生じた穴が太陽となった。全ての魔法は彼の力に拠って行使できるとされ、魔術師の信仰を集めている。9大神には数えられない。
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