概要
原種が白色なのに対し、こちらは全体的に橙色、頭部は赤色という配色となっている。
ちなみにその赤色は獲物の返り血である。
主に砂漠に生息しており、凍土で役立ったスパイクは、同じように砂地に深く食い込むことで滑り止めの役割をする。また翼全体を地面に接触させて安定させる着地は、むしろ固い凍土よりやわらかく安定しない砂地向きの着地法である。
ライズでは生息地の砂原が出たにも拘らず、なんと登場しなかった。ベリオロス亜種に何があった。
戦闘能力
通常種と比べて身体能力が極めて高く、砂原で右に出る者はいないほど圧倒的かつ強大な肉食モンスターでもある。
通常種同様にブレスを吐き、着弾後「巨大な竜巻となりその場に停滞する」「小さな竜巻となり、周囲を旋回する」(MH3GのG級のみ)という二種類の挙動をとる。いずれも接触すると大ダメージと共に上空に投げ出され、その後しばらく大ダウンしてしまう。
巨大な竜巻の発生後、ベリオロス亜種は「その風に乗り、その勢いのままこちらに飛び掛ってくる」という大技を繰り出すことがある。ブレスと連動したこの技は、竜巻に巻き上げられてダウンしてしまうとコンボが確定してしまうリーサルウェポンである。そうでなくても大きい円を描きながら高速で加速するため回避のタイミングやガードの方向が読み辛い。
小さな竜巻は発生後すぐにどこかへ行ってしまうが、忘れた頃に戻ってくる強力な竜巻でもある。
また、フィールド上には大きな竜巻は1つ、小さい竜巻は最大2つまで発生する。計3つの竜巻が砂漠を吹きまわる様子は風を操る古龍顔負けである。
通常種が行うタックル攻撃についてはタックル→頭を中心に90度方向転換というモーションが追加、元が隙の大きい技だっただけに、隙がない。
MH3Gの公式ガイドブックには大型モンスターの強さランクがあるのだが、ベリオロス亜種はラギアクルス希少種と同格でナルガクルガ希少種より上の位置に書かれているが、これは強さランクが原種を基準としたもので、原種の時点で差があれば下位のモンスターが希少種になろうとなんだろうと変動しない。
そもそもランクが4つしかないため、ベリオロス亜種>ラギアクルス希少種などということはあり得ないため、誤解しないようにしよう。
武器と防具
武器は切れ味レベル+1で長くなる乱裂ヴィジェレイド、シエラヴァイタリカ、暴風砂剣シムンサールが超優秀で見た目も荘厳で壮麗。スラアクのギガゲイルアズライトや弓の暴砂弓ファルガレイドも中々優秀。
防具はベリオZの超優秀な性能と素晴らしくカッコいい見た目が特徴。
難点としては回避性能マイナスでプラスにしにくいところ、だがそれを補える攻撃強化と回避距離UPは賜物である。
余談
寒冷地に適応したモンスターの亜種が暑く乾燥した環境に生息するという点は、ドドブランゴやザボアザギルと共通する。