概要
ゲーム『ニーアレプリカント』及び『ニーアゲシュタルト』に登場する主人公とヒロイン、ニーアとカイネのカップリング。
ニーアの姿は少年・青年・中年の3パターンがあるものの、圧倒的に青年ニーアで描かれた作品が多い。
劇中で結ばれることはないが、ほぼ相思相愛の公式カップリングと言っても差し支えない。カイネは青年ニーアを男性として意識していると設定資料集に明記されており、ニーアに関してもカイネを無自覚ながらに好いている描写が多々見られる。
両者の想いは「C〜Eエンド」で特に顕著となる。
Cエンドでは最期に口づけを交わし、Dエンドではカイネのためにニーアが自身の存在を捧げ、反対にEエンドではニーアを取り戻すためにカイネがトラウマと向き合うといった、余程の好意がないとできない所業を互いにやってのけた。
ドラマCDに収録の『レプリカント高等学校 体育祭編』という公式学パロでは、ニーア(兄)とカイネがそれぞれ教育実習生と高校3年生の幼馴染という設定で登場している(ニーア(弟)はカイネと同級生)。
幼馴染故か、ニーアに対するカイネの暴言が本編と比べてかなり多い。また、彼の弁当を勝手に食べている様子を見るにかなり心を許しているようだ。ニーアについてもカイネを意識していると思える描写がいくつかある。なお余談だがこの作品、カイネのテンションがやけに高い。
『NieR Re[in]carnation』の異分岐キャラストーリーでは、ドラマCDとはまた異なる方向性で幸せそうな彼らの様子が描かれている。
カイニア
左右逆のカップリングに『カイニア』が存在する。
健全作品においてカイネが優位ともとれる内容の場合にタグ付けされるケースと、R-18作品においてタチネコを示すケースの2パターンがあるが、もっぱら後者の意味で使われている。
公式でカイネは両性具有であり、対するニーアは男娼を経験している。また気が昂ったカイネが自慰や屍姦をする話が小説やドラマCDで描かれており、そういった理由から当該作品が生まれているのだろう。二次創作の中には少年ニーアとカイネのおねショタもちらほら見受けられる。
ニアカイニア
『ニアカイ』と『カイニア』、どちらの要素も含む作品を「ニアカイニア」と呼ぶことがある。
年齢制限問わず、互いの優位劣位がはっきりしていない(強いて言うならばニーアの方が優位な)内容を指す。
なお、タグとして「ニアカイニア」は使用されておらず、該当作品には『ニアカイ』と『カイニア』両方のタグが付けられている。