概要
元は「合法ロリ」の対義とした言葉遊びの中から作られた語で、「違法(法により手を出してはいけないことになっている年齢)なババア(に見える少女)」のこと。
主に実年齢は幼いが、容姿が非常に大人びている人物を指す。
「ババア(ババァ、BBA)」という表現はあくまで(一部インターネット上の)ロリコンからの冗談交じりの「年増」という評価であるが、世間一般の基準としては「ババア」というと主に中年〜高齢女性を指し、かつ侮辱的な言葉となるため、現実で実在の女児や女子中高生に向けて使うべきではない表現である。
そもそもフィクションだとしても「違法」が性的な意味合いであり「ババア」が蔑称であるため、キャラクターをそのように形容するのを嫌がる人は多い。
明確な概念は定まっておらず、「ババア」とする年齢もまちまちである。pixivでの投稿作品を見ても、身体的・精神的な成熟や法律上の扱いから成人以上(おおむね18歳〜20歳以上)が想定されることが多いようだが、中には一般に「ババア」と言われるような年齢(中高年以上)に見えるキャラや、他のキャラクターから見て相対的に年長だが絶対的に見たときの年齢は低い(例えば主要登場人物が小学生ばかりで、その中に13歳〜17歳の人物が入っているときなど)というキャラも一口に「違法ババア」と呼ばれており、個人の主観によるところが大きい。
また、年齢に比べて外見が大人びていることを指す場合もあれば、外見は年齢相応だが、同世代に比べ性格や趣味が極端に大人びている(年寄り臭い)ことを指す場合もある。また、服装や化粧などで一時的に老けて見えることも含まれるようである。
しかし、実年齢以外の要素すべてが大人びている場合は、普通の大人同様に扱われてしまう事も多い(※例として、容姿・性格・能力などが10代〜20代前半とは思えないほど成熟しているハマーン様など。ただし後付とはいえ「ロリ」であった14歳当時は年相応の可憐な容姿と繊細な性格であり、色々な意味で早く大人にならなければなかった厳しい事情がうかがえる)。
近い言葉に「違法ロリ」がある。こちらは「違法」の部分は同じ意味だが、「ロリ」の部分は容姿まで幼いということもあれば、容姿は大人に近いが実年齢は幼いということもあり、より明確な定義がない表現である。
違法BBAキャラのー例
※大人化などは除く
※製造されてから日の浅いアンドロイドキャラや成長速度が人間と違う人外キャラは(実際に人間と同じような法的扱いが適用されるかは別として)該当しやすい。
- 一条蛍(小学五年生)
- 香椎愛莉(小学五年生)
- 小鳥遊なずな(小学六年生)
- ザクロちゃん(9さい)
- 江角風花(漫画「よいこ」主人公、小学5年生)
- アーミラ(5歳)
- ミリアンヌ(12歳)
- 人造人間21号(10歳未満)
- 安藤まほろ (")
- アイラ(プラメモ) (")
関連項目
幼児退行 肉体は大人だが精神が子供となったケース。