SFC版設定
地表の大半がマグマに覆われ、さらに地表の一部分が大気圏外からもハッキリと確認できるほど大きな空洞を持つ。
初代スターフォックスではアンドルフ軍がここに大量の武器弾薬を運び込んだため、周辺環境と相俟っていつ大爆発してもおかしくない「宇宙に浮かぶ核爆弾」と化した。
スターフォックス2においては地表の探索となるが、マグマに覆われた地形に浮かぶ人工島をウォーカー形態で歩く必要があるため難易度は高く、高難易度でしか舞台にならない。
64版設定
ペパー将軍「なるほど、敵の軍事基地を叩こうと言うのだな。流石はフォックス!」
フォックス「任せてください!」
作戦No.5
~ベノム軍補給基地 惑星マクベス~
戦路はつづく
豊富な鉱物資源が取れるということで栄えた惑星だったが、アンドルフ軍に占領された後は軍需生産惑星へと改造された。
この惑星では、惑星タイタニアと同じくランドマスターを操縦する。(仲間3人はアーウィンに乗る。)
今回の任務は、輸送列車に奇襲をかけて、軍の物資の生産・輸送の経路を断ち切ることである。
このマクベスを制圧出来れば、アンドルフ軍は新しい軍資の補給が出来なくなり消耗戦を強いられることになるので、両軍にとっては戦略最重要ポイントとなる。
ちなみにセクターZで登場するマン・ドリルは設定上この惑星から発射されているという。
輸送列車の貨物車両のコンテナを破壊すると輸送されているのが確認でき、他にもよく見るとガルーダ(コーネリアに出現する、ビルを倒したり鉄骨を投げてきたりしたロボット)が積まれている。
OPデモを飛ばすか否かで最後尾の車両とランドマスターの位置関係が多少変わるため、見比べてみるのも一興。
この最後尾の車両はスタート直後からしばらくするとレーザーの攻撃を受けなくなるが、ボムでの破壊は可能。
岩を転がしてスピードをあげると、砲台車両が攻撃をしてくるため、できれば早々に破壊したい。
HIT数は台車、車両、貨物で個別にカウント(例えば、6つの岩は6HIT)されるが、マン・ドリルを破壊しても11HITがカウントされるということはない。
勲章ボーダーは150。ランドマスターは非ロックチャージ弾ができないため、誘爆によるボーナスが狙いにくいが、転がった岩を撃てば、破壊に至る前から地面の間との誘爆ボーナスが発生する。
道いっぱいに広がった岩もホバリングでかわすのではなく、チャージ弾で対処したい。
ボスはポイント切り替え成功で+50HIT、失敗の場合、ボス以外にも通常の敵も現れ、撃墜すればHIT数に加算されるため、味方がやられるリスクはあるものの勲章が獲得できないわけではない。
というか、切り替えポイント前に勲章ボーダーに到達することも可能。
ストーリーの流れ
フォックス「敵の輸送列車を発見した!直ちに破壊する」
ボス(運転士)「クッ!うっとうしいハイエナどもめ!」
並走し、攻撃を加えるフォックスに対し、輸送する鉱石を転がして妨害する敵。
ボス「そ〜らよ! 随分舐められたもんだ」
ファルコ「団体さんのお出ましだぜ!」
ペッピー「怯まずに撃て、フォックス!」
(キャット「楽しそうね。抜け駆けはズルいわよ」
ファルコ「キャットか?ッたく、しつけェなぁ」)
スリッピー「ランドマスターの調子はどうだい、フォックス」
ボス「クソ〜後ろの車両を切り離せ!」
ペッピー「この先の補給基地に入る前に、くい止めろ!」
ボス「どうした?もっと近づいて来い!」
チェックポイントを過ぎると、ファルコが次の一言を言う。
ファルコ「前方、右に燃料庫が見える」
ペッピー「この先のポイントを切り替えろ!」
このポイントを切り替えられるかどうかで文字通りルートが分岐する。
ペッピー「まず、8本の安全装置を撃って、ロックの解除だ」
しかし、黙っている敵ではない。
ボス「着いたばかりの積荷を使うことになるとは……お前達、ついてるな?」
輸送していた最新鋭凧型兵器・ベンジャミンを投入してきたのだ。
ボス「よし、こいつらを正面のエリアに引き込む」
スリッピー「敵シールド分析完了。モニターに表示するよ」
ボス「もっとスピードを上げろ!」
方向を切り替えた場合(作戦完了)
ファルコ「フッ助けに来てやったぜ!」
ペッピー「よし、ロック解除!次はポイントを切り替えろ」
そして、ファルコの援助もあり、オール・グリーンとなって解除された切り替え装置を撃つと列車の進路が燃料庫へと切り替わる。
ペッピー「いいぞ、フォックス!」
ボス「まずい!ブレーキだ!」
急に進路を変えられたことで急ブレーキをかけるボス。しかし、スピードを上げ過ぎたために急には止まれなかった。
ボス「うわあああ、止まらねぇ!!」
ベンジャミンを乗せた輸送列車は、そのまま燃料庫に突っ込んで大爆発を起こした。
作戦完了
フォックス「全機報告せよ!」
スリッピー「へへっ、アイツらの慌てた顔が目に浮かぶぜ!」
ペッピー「これでヤツラも痛手を負ったはずだ。」
(キャット「いい面構えよ。ボウヤ、また会いましょ!」)
ファルコ「今度は、こっちが攻める番だ!」
作戦完了だとエリア6へと進む。
安全装置の解除について、どこにあるのか覚えるのが一番だが、線路の上を走れば左右のどちらにあっても対処しやすいだろうか。
注意したいのは並列している3番と4番、それに加えてバリケードで隠された7番と8番。7番と8番は右側の8番をファルコが解除してくれる。
ゾネスを経由していればキャットが2番と5番を解除してくれる(猫に小判ならぬネコに5番?)。
しかし、3番と4番が見えるタイミングでキャットは「私は左を狙うから、ボウヤは右よ」と言いながら現れるにもかかわらず、左にある3番は解除してくれない。
「左を撃ってくれたんだよね」
と思って、降下する敵機・バタフライを撃ったり、ナウスの通信に気を取られたりすると、一つだけ赤ランプのポイント切り替え装置を見て絶望する羽目になる。
そして撃ってくれる2番があるのは右である。
方向を切り替えなかった場合(作戦終了)
ペッピー「こいつだけでも破壊するんだ!」
ファルコ「こっちは敵と交戦中。まったくツイてないぜ」
ベンジャミンとの戦闘が続行される。倒すと作戦終了。
こちらの場合、ボス以外にも通常の敵も現れ、撃墜すればHIT数に加算される。
このボスの倒し方(攻撃ポイント)なのだが、パーツが点滅してるわけでもないのに何故かペッピーは全く教えてくれない。
まずは、ベンジャミンの頭部と尻尾に当たる部分を破壊しよう。
頭部を破壊すれば槍の投下、尻尾を破壊すれば持ち上げる攻撃をしなくなる。
続いて運転車両が後部ハッチを開いて電磁バーを出すコンテナを射出してくるようになるので、このハッチが開いたところを攻撃。これによって動作がバグったベンジャミンへ追撃するとさらなるダメージを与えられる。
二段構えになっている上に、攻撃対象が前半はベンジャミン、後半は車両に変化するという、なかなかにめんどくさいボスである。
ボス「くっ、来るなああああ」
輸送列車にコントロールを失ったベンジャミンが墜落し、爆発。
ボス「ぐわぁっー!」
作戦終了
作戦終了だと防衛衛星ボルスへと進む。
この場合のキャットのセリフは「私はここまでよ。ファルコ気をつけてね」
時間がかかりすぎた場合(作戦失敗)
ポイントを切り替えず、戦い続けていると、数字が記されたブロックが時折設置されているが、これが500を過ぎて門が出てきた辺りで…
ボス「え~い めんどくせえ時間切れだ!」
この台詞と共にベンジャミンが切り離され、ランドマスターを道連れにしてしまう。
ペッピー・スリッピー・ファルコ「フォックスーッ!!」
強制的に1ミスとなってしまい、作戦失敗(やり直し)。
関連動画
余談
- 64版におけるセクターXからの分岐にあたる惑星タイタニアとは共に惑星の名前がシェイクスピア作品の登場人物名となっている。
- 3DS版ではバトルゲームのステージの一つとなり、アーウィンでのドッグファイトが行える。