概要
西ドイツ・ベルリン出身の超人。ブロッケン一族の1人であり、後に登場するブロッケンJr.の実父。
反則技を好む残虐超人で、若い頃は「ドイツの鬼」として怖れられたファイターでもある。「第20回超人オリンピック」に出場し予選に勝ち残るが、Bブロックの試合で同じ残虐超人(後に正義超人に転身する)ラーメンマンにキャメルクラッチを掛けられ真っ二つにされ死亡する(アニメ版ではラーメンにされてしまう)。
その後、「第21回超人オリンピック」で息子のブロッケンJr.が登場し、父・ブロッケンマンの仇を打つ為、ラーメンマンに勝負を挑むことになる。
『キン肉マンⅡ世』では、ブロッケンJr.の回想にたびたび登場。Jr.の修業時代の師匠としての姿が描かれた。たとえ実の息子であろうと厳しい態度で修行をしていたらしく、修行中に「父さん」と呼んだ息子に対し「父と呼んでいいのは家の中だけだ!一歩外へ出れば血の繋がりは忘れろ!俺は師匠だレイラァと呼べ!」と叱責した。
2011年から連載されている新シリーズでは、ラーメンマンは彼を「過去最大の難敵」と評し、残虐殺法でしか対抗できなかったと語っている。
得意技は、メリケンサックなどの凶器を使った攻撃の他、ナチスのガス室をモチーフとした「毒ガス攻撃」。また、実際に使用している描写はないが、回想シーンの中に息子に「ベルリンの赤い雨」を伝授している描写があるため、彼もこの技が使用できると思われる。
服装は息子と同じナチス軍服。親子共々、とてもヨーロッパには輸出できないデザインである。