風子と出会い 旅をして 理屈でただ生きるのではなく 自分の好きな様に この世界を生きていいと知った
不運は魂に宿る…!!
人は魂で生きている
そういう世界だと俺は信じる!
結局はすべて理(ルール)の捉え方次第なんだ
心からそう信じてさえすれば… 能力はいくらでも発展する
否定者(オレたち)は もっと強くなれる
概要
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』に登場する主人公達・アンディと出雲風子の合体技。
その弾に当たると「何かの不運」が来る。
発動手順
以下の「前提」を基に、精神・感覚的な工程から『不運弾』は撃ち出される。
なお、これらは現段階(単行本6巻時点)のアンディの解釈で発動する。
前提
- 魂なるものがこの世にはあるとする
- 風子の不運は触れた者の魂に宿るものとする
- アンディが140年かけてなんとなく意識できた不確かな「コレ」が魂であるとする
この精神・感覚的な理解により、今まで単純に不運を充填(チャージ)して行っていた特攻を、更に効率的な技『不運弾』へ発展できた。
『不運弾』の工程
- 風子がアンディの魂に不運を付与。この状態は、魂に100%の不運が充填(チャージ)されているとイメージする。
- 魂を指先に移動して分割する(例:人差し指に20%、中指薬指小指の3本に25%ずつの魂が移動するイメージ)。この時ほんの少し本体に魂を残す(例:本体に5%の魂が残るイメージ)。でないと、指弾を発射した後で、不死の能力によって「本体≒残った魂」から再生して行動を再開できない。
- 基本技「部位弾」で放つように魂が宿った指弾を発射して相手に当てる。この時は魂を分けてるからなのか、各指が自動で対象へ当たるように動く。
- あとはもう何が起こるか分からん。そしてまだ魂に残る5%分の不運(ダメージ)が一応本体にも来る。
4.の例として、単行本の描き下ろしで試し打ちの的となったシェンに、何処かから10トンの重りやら、重量のある人が降ってくるといった不運が来る現象が起きた。
ムイちゃーん!!アンディさんがいじめる!!
進化の予兆
新たに140年の修行を経て、自身の否定能力を発展させて『不運弾』を編み出したアンディ。
だが能力を発展できたのは、不運の否定者(ひていしゃ:世界の理(ルール)から否定された超能力者)である出雲風子も同じだった。
今までの風子が発動していた不運は「何かの死(ダメージ)」であった。だが新たに不死の否定者と長い旅をする「思い出」を共有した事で、彼女は自然に『対象への理解を深める好意(好きとはどういうことか)』という気づきを得た。この心境変化によってか、風子の不運にも変化が起きた。
旅をする前までは「肉体的な死(ダメージ)」ばかりの不運だったが、旅を経て「対象に合わせた不運(ダメージ)」へと変化した。
例として、不死の相手にとっての不運が死(肉体的ダメージ)ではないと理解した結果、次に起こす不運は捕獲道具(拘束的ダメージ)を呼び寄せる効果へと変わった。
つまり対象を調べて理解を深めるほど、それに比例して決定的な不運が来る「何か」を起こせる能力に発展したのだ。
この不運(アンラック)がみせた『進化の予兆』は、歴戦の戦士・ヴィクトル曰く【世界の創造主(神)にも届く】可能性があると期待されている。
更に風子(アンラック)は彼から「不運の操作(コントロール)する意志」と「相手の不運(死)とは何かを考えながらな能力を使う事」の助言も贈られた。