くるよ…概要が…!!
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』に登場する女主人公・出雲風子がよく用いる台詞。
場面により「くるよ… ■■の不運が!!」と、台詞の一部を変化して言われる事もある。
風子はUNLUCK-不運-の否定者(ひていしゃ:世界の理を否定する業の器になった者)。彼女へ触れた者には必ず不運が来る。それは大小様々に体が傷つき、多くは〝必死〟の何かが訪れる。
風子は当初、この不幸体質なために10年も引きこもりする少女時代を過ごし、遂には自殺を実行するまでに至ってしまった…。
そのため第一話の冒頭が電車に向かって投身自殺する不景気(アンハッピー)な初登場となった。次の電車が来る時に逝こうかという場面で、ある不良(ヤンキー)の男・アンディが現れ、これまで風子が悩んでいた事を否定するかのように非日常の世界へ彼女を連れまわすのだった。
この不道徳な出会いを機に、風子自身も知り得なかった【不運】の視方を知るきっかけとなり、次第に彼女は【不運】を味方にする手段(ちょっと■■■な展開もある)を身につけていく【不運】へ繋げていくのだった。
くるよ…英訳が…!!
IT'S COMING... MY UNLUCK...!
(くるよ・・・ 不運が・・・!!)
英訳版『UNDEADUNLUCK』で、原作「くるよ・・・ 不運が・・・!!」は『IT'S COMING... MY UNLUCK...!』の他、場面ごとに合わせた翻訳がされている。
本作『アンデッドアンラック』の公式英訳担当・David Evelyn氏によれば、英語圏で"unluck"はあまり使われない単語らしい。不運は通常、名詞「bad luck」と形容詞「unlucky」が用いられる。
そのまま直訳して「stroke of bad luck(不運の出来事)」から、原作へ合わせつつ「stroke of unluck」と翻訳することで、普通は違和感になる文章を不自然とならないよう和らげる工夫がされている。
A STROKE OF UN-LUCK!!
(来るよ)不運が!!
原作にある女性主人公・出雲風子の台詞を直訳すると「it's coming, my unluck.(来るよ(私の)不運が)」になり、毎回この訳では不自然かつぎこちない印象になるという。それで翻訳者・David氏は、毎回シーンの流れとかテンポ・緩急に合わせ、倒置の強調をキープしたままの訳を活用する事で、もっと自然に聞こえるような形で特色が表現できるチョイスを心掛けている。
CURSE YOUR MISFOR-TUNE... ...FOR EVER MEETING HIM.
奴に会った 不運を呪え
UNLUCK.
不運(アンラック)
また、作中で単語「不運(ふうん)」と能力名「不運(アンラック)」の表現が続く場面では、当然に両方を"unluck"と訳したらスムーズに読めない。このような展開は別の言葉が利用できる余裕があり、何度も同じ言葉を繰り返さないためにも『不運』に関連する同義語(misfortuneなど)が使われている。
出典
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0:09~・くるよ…不運が…!!
0:37~・くるよ!不運が!!
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いいね!!最高だ!!・・・本作に登場するもう一人の主人公の台詞
くるよ…類語が…!!