戸塚慶文の漫画標題「アンデッドアンラック」を英語に変換した表記。
作品の詳細は【アンデッドアンラック】を参照。
なお、2020年2月からは「アンデッドアンラック公式(Twitter)」で本作の連載・関連情報が配信されている。
それと同時期にアンデラの公式英訳担当・David Evelyn氏のTwitterアカウントで連載・英訳関連情報がツイートされている。
その内容には英訳講座もあり―
- 二重の意味(ルビ)を英訳する話【「英訳」と書いて「ローカライズ」と読む!!】
- 「翻訳者」と「(担当)編集者」と「レタラー(レイアウト&レタリングする人)」の仕事【文字ベーション200%】
- 選択肢が多い英訳の難しさの話【この翻訳はSICK!!(いいね)】
- 英訳で「らしさ(ニュアンス)」を表現する話【何故Negator(※否定者)? UMAは言うまでもなくだが】
といった翻訳の仕事を垣間みれる。
※否定者・・・ひていしゃ:世界の理を否定する業の器になった者
更に英訳情報は、下記リンクを参照。
余談だが、公式英訳担当者は本稿を巡回済みである。
英語で統一された世界
原作の第19話【No.019 Result(リザルト)】からは世界改変が起こり、否定者以外の大規模な記憶改竄が発生した。
それは―
全世界言語統一
この世界にもともとは無かった「理(ルール)・言語(ランゲージ)」が廃止され、否定者以外の記憶が改変し文明・社会は「英語」へ統一された世界に変わった。その時の描写では、日本の都会にある看板や服へプリントされた日本語が一瞬に英語へ改変される現象が起きた。その不可思議現象に人々は微塵も違和感を感じずに…。
そうして普通の人間は世界が書き換わったことに気付かず「それが普通」の日常を続け、逆に否定者は書き換わった「その普通」に取り残される展開となった…。
本作『アンデッドアンラック』は日本の少年漫画なため、第19話以降も日本語表記の会話で物語が進む。もし、作中の一般人や世界に紛れる否定者がいる「英語圏の世界」を知りたいと思ったなら、英訳版『UNDEADUNLUCK』によって現実世界でちょっぴり追体験(例:登場人物たちの英会話)もできるお話となっている。
気になる方は「この否定だらけな世界」を読み比べてみたらどうか
因みに日本の公式Twitterでは、日本へ在住していた、ある否定者の男子高校生が体験した世界改変のエピソードが配信されている。
- 彼の親友と学校での話→放課後にこれからゲーセンへ行こうという話題。格ゲーの会話で何となく言ってる事は分かるが、すべて英語のためイタズラだと思っていた。
- 彼が楽しみにしているTV番組の話→その番組は深夜帯のため帰宅後すぐに仮眠を取った(改変した世界の情報を得るタイミングを逃してしまう)。更に番組内容がドッキリなため「もしすべてが英語になったら」と自分がターゲットになってると勘違いしていた。
と、この後に訪れる彼の展開を思うと申し訳ないが不憫かわいい(アンジャッシュ状態)な短編となっている。
関連サイト(外部リンク)
- 戸塚慶文 - Wikipedia
- 『アンデッドアンラック』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト
- アンデッドアンラック公式 - Twitter
- TVアニメ『アンデッドアンラック』公式サイト
- アニメ『アンデッドアンラック』公式 - Twitter
▲アンデラ公式英訳担当アカウント