概要
ザフトが使用する大気圏内用サブフライトシステム。正式名称「モビルスーツ支援空中機動飛翔体グゥル」
作中ではクルーゼ隊→ザラ隊がそれぞれ搭乗するモビルスーツで空中戦を行う際に(主にアークエンジェルとの戦闘で)用いたほか、オペレーション・スピットブレイク以降は他部隊のジンやシグーが使用している描写も多く描かれた。
中央部から折り畳める構造で、ボズゴロフ級潜水空母などへの搭載時には収納容積を小さくする事が出来る。搭乗したモビルスーツからの無線コントロールにより、強大な推力を活かし飛行する。武装として6連装ミサイルランチャー2基を装備している。
続編でも引き続き登場し、ザクファントム/ザクウォーリア等の飛行機能を持たない新型機が引き続き使用する描写がある。
劇場版『機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM』にも登場。ファウンデーション王国の戦力として一部のジン-Fが使用していた。
デザイナーの山根公利によると、元々局地輸送機だったものをモビルスーツの支援機に転用したものとされ、上述のサブフライトシステムの用途に限らず、ボズゴロフ級などの潜水艦との共同作戦も可能な潜行・水中機動能力もあり、それを活かしたグーンなど局地戦用機の実用化以前のモビルスーツ向け水中スクーター用途や、小型の戦闘艇などを載せて空輸する用途なども描かれている。
関連タグ
ドダイYS…ガンダムシリーズに於けるSFSの始祖。