浄化の輝きが世界を覆い尽くす・・・
概要
モンスターストライクに登場する、通算4体目の爆絶モンスター。
攻略
初代爆絶シリーズ「伝説の理想郷」における通算4体目の爆絶クエスト。
主要ギミックはワープ。また、このクエストではハートが出現しない。
内部に弱点がある敵が出現するクエストのため貫通タイプでの攻略が主流となっている。だが・・・
初降臨時
2016年7月8日に4体目の爆絶降臨クエストとして実装された。だが、その難易度は多くのストライカーを阿鼻叫喚させ、トラウマと衝撃を残すものとなった。
高難易度の原因としては、
サンダーバード、ティターン(しかもティターンは高HPかつ同時撃破必須)の即死攻撃、
目玉部位の放つセンサー(通過すると2万を超えるダメージ)、
ボスの放つ闇属性のキャラ以外に4倍のダメージを与える特殊攻撃、
ボス及び雑魚の内部弱点とボスの直殴り倍率の上昇、それに伴うと思われるボスのとてつもなく高いHP、
シャンバラ同様にボスHPにおける覚醒ゲージと、覚醒後3ターンで放たれる即死攻撃、
などといったものが挙げられる。特に、高HPと覚醒ゲージの組み合わせが凶悪であり、HPを削る加減を間違えようものなら、最終面の場合で500万前後のHPを3ターン以内に削り切らなければ即死という状況に陥ってしまう。
直殴り倍率と特殊攻撃の関係上、闇属性、貫通、AWといった条件を満たすキャラで攻略すべきなのだが、当時☆6モンスターでこれらの条件を満たすのは猿飛佐助、ツクヨミ、西瓜頭、マッドハッター、妲己(モンスト)、コラボガチャ限定のカオル×ルシファーのみであった。そしていずれのキャラも後に実装される適正キャラと比較するとSSが決定打に成り得ないなどの弱点を抱えるモンスターが多かった。そのため、ルシファー、ガブリエル、ロキによる友情コンボ主体の攻略もされるのだが、これらの場合はワープによる運要素が絡むため、いずれにせよ安定攻略は至難の業であった。
上記の理由により、実装後暫くはモンスト史上最高の難易度のクエストとして多くのユーザーに認識されるに至った。実際に初降臨後はネットでも名だたるストライカーの数多くが撃沈報告が相次ぎ、未挑戦のストライカーにも絶望を与えた。そんな中でメジャーリーガーのダルビッシュ有が初日クリアを達成したことが一部で話題となった。また、モンスターストライク爆絶大図鑑における高難度クエストTOP10(プレイ数に対してクリア数が少ないクエストのランキング)では1位とされている。
適正キャラの増加
だが、その後は多くの適正キャラが実装され、その絶望的な難易度は少しずつ和らいでいく。最初に、短距離拡散弾とサブの反射衝撃波の友情コンボと弱点露出SSを持つ茶々が実装され、爆発友情と弱点特攻SSにより茶々と相性抜群のゴッホ、電撃友情と高スピード、メテオSSのダンテなど、雑魚処理からボスへの決定打など、様々な場面で有効打になる適正キャラが追加された。時系列的には後述のサタンの後になるが、降臨キャラでもギミック対応と無敵SSを持つバロジカが実装される。
そして・・・
そんな中、前述のキャラすらを大きく上回る適正キャラが誕生した。それが、サタンの獣神化である。
AWこそは持たないものの、8+4ターンで撃てるオールアンチSS、サンダーバード以外に刺さる4種族に対するキラーMによる直殴り、高HPと防御アップ友情による耐久と、
ほぼ全ての要素がこのクエストの攻略に適しており、これにより攻略難易度は当初とは比較にならないほどに激減し、ユーザーによっては運極達成も決して非現実的なものではなくなった。
更に後には、幽遊白書コラボ第2弾にて仙水忍が次の自身のターンが終了するまで攻撃力と防御力が上昇する自強化SS、サンダーバード・エビルインライト以外の3種族に対するキラー+AWという、
サタンの下位互換とも呼べる性能で降臨キャラとして登場(=運極にできる)している。
(ただし仙水忍のクエスト自体が爆絶クエスト並の難易度を誇っていた為、そもそも入手が困難だったが…)
依然として高難度クエストにおいて必要な攻撃パターンや位置の把握などは攻略の際に必要ではあるが、逆にそれさえ押さえてしまえば安定した攻略は可能であるクエストに現在は落ち着いている。
性能
HP | 30372 |
---|---|
攻撃力 | 20203 |
スピード | 351.08 |
ラックスキル | ガイド |
ストライクショット | 〈曰く、光あれ〉壁に設置した3点のマーカーに囲まれた敵に大ダメージ |
友情コンボ | 〈白爆発EL〉広範囲の爆発で友情コンボを誘発 |
サブ友情コンボ | 〈超強メテオ〉1発の強力なメテオがランダムで敵を攻撃 |
汎用性の高いADW+AGBを持ち、さらに新友情の白爆発ELとサブ友情に超強メテオを持つ。そのため、強友情持ちのキャラとの相性は抜群であり、黄泉の降臨クエストや覇者の塔30階などで活躍が可能。また、ゲージでAGBなのでゲージミスからのダメージウォールによる事故は発生しない。だが、重力バリアはゲージを合わせないと対応しないため注意しよう。
ステータスは、HPが降臨キャラはおろか全キャラクター中トップの3万越え。スピードも決して低くはない。唯一攻撃力は控えめな数値となっているが、そもそもエデンは高火力のモンスターと組み合わせる場合が多く、後述の自身のSSでも十分カバー可能である。
ストライクショットは、壁に3回触れた後、触れた3箇所で結ばれた三角形上の敵にダメージを与えるもの。三角形の大きさ自体は攻撃力には関係せず、範囲内に弱点を入れることにより与えるダメージを大きくすることができる。また、重複判定によってダメージを増やすことも可能。そして、安定した火力を出せるにもかかわらず、16ターンで撃てるため、クエストによってはボス面で余裕を持って2回撃つことも可能である。三角形を作る前に減速して停止すると全くダメージを与えられないため、雑魚が多い場合は注意して撃つ必要がある。
以上のように、爆絶キャラに相応しい高いスペックを持つキャラクターである。強いて弱点を挙げるならば、艦隊編成や友情の弱いキャラと組むと真価を活かしづらいという点がある。また、魔族のためキラー対象になりやすいのでその場合は編成を控えよう。
神化素材
バックストーリー
性格 | 無慈悲、破壊的 |
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※XFLAG DICTIONARYより
進化前と神化後、いずれも楽園のイメージとは真逆の、禍々しい姿で描かれている。なお、進化前に登場する2人の男女は原典でも関わりのあるアダムとイブ。
進化前はエデンの園にそびえる骨の木と、そこに実る禁断の果実を食べようとするアダムとイブが描かれている。禁断の果実を掴んでいる時点で手が異形化しているが、エデンの掲げる理念を理解、崇拝している2人には躊躇がない。
神化後はアダムとイブを取り込んだ骨の木が、エデンという異形のモンスターと化している。争いの絶えない世界に見切りをつけ、平和で理想的な新世界創造のために聖なる力を溜めている姿が描かれている。
モンストアニメでは
CV:りえっくす(女・イブ)/坂 泰斗(男・アダム)
セカンドシーズン後半1話に登場。斑目によって呼び出された。
中心部の巨大な目玉から凄まじい威力の光線を放つことが出来る。
斑目によって呼び出され、レンと対峙。途中助けに来た神威とデッドラビッツを光線で倒したかと思われたが、二体同時に獣神化したことで形勢は逆転。神威の斬撃でダメージを負ったところを、デッドラビッツのSSを受けて倒された。
余談
第1弾の爆絶モンスターにはいずれのイラストにも共通して鍵が描かれているが、エデンの場合はアダムとイブに寄り添うように存在している。
また、神化後は互いの鍵の凹凸が嵌って、モンスターとなったエデンの中心に位置しているのも特徴。
また、蛇足ではあるが、実際の旧約聖書の創世記においてイブに対し禁断の果実の一つ、知恵の木の実を食べるように唆し、楽園追放の切っ掛けになったのは蛇とされている。この蛇の背後にはサタンが存在していた、もしくは蛇そのものがサタンであったという説が存在している。
福音を述べ伝える立場の天使、ガブリエルやルシファーですら最適性と成り得なかったこのクエストの最適性になったのが、サタンの獣神化であるのは果たして偶然といえるのだろうか・・・?「福音響かぬ堕罪の楽園」とは、よく言ったものである。
男女2人がいるので、エデンのSSのバックの効果音は男性SFと女性SFなど両方で流れていた。エデンの性別は男女2人いると言う、関係もない。