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ギラーミンの編集履歴

2024-07-15 18:27:57 バージョン

ギラーミン

ぎらーみん

ドラえもん のび太の宇宙開拓史に登場するキャラクター

概要

cv:柴田秀勝(1981年版)/大塚明夫(2009年版)


ガルタイト鉱業が雇った用心棒


冷徹な銃の名手であり、強い相手に臆することなく、弱い相手でも見くびらず容赦もしないという人物。


作中での動向

ストーリー後半に差し掛かる頃、コーヤコーヤ星を破壊して、ガルタイトを採掘するためのコア破壊装置を手に参戦。


コア破壊装置が確実に起動するよう危険を承知でギリギリまで現地に留まろうとしたり、ドラえもんのジャイロカプセルに気づくとプロ意識を発揮。


同じく銃の名手である野比のび太との一騎打ちの際も並の小物のように相手が子供だからといって、見た目から侮ったりはせず、「このチビ、只者ではないな」と腕前を一目で見抜き警戒しており、対するのび太もそんなギラーミンを凄腕のガンマンと直感し戦慄(本人いわく「おっそろしい相手」)した。ドラえもんシリーズの中では共に銃に秀でる者として、のび太の拳銃の腕前をもっとも正当に評価できた人物であろう。


最終的にはのび太の放ったコーヤコーヤ星用ショックガンに敗れ、「お前の勝ちだ」と称賛の言葉を贈りながら倒れた。しかし、ギラーミンの真の狙いであるコーヤコーヤ星破壊作戦は健在であり、ガルタイト鉱業の勝利かと思われたが偶然にもタイムふろしきがコア破壊装置に被さったことで阻止され、直後にガルタイト鉱業も警察に逮捕されることになった。ギラーミンのその後は不明だがショックガンに殺傷能力はないことから逮捕されたと思われる。


劇場版

黒いマントとアイマスクを着用。べらんめぇ口調で喋り、「伊達にころし屋稼業はやってねぇ。悪知恵ってのはコンピューターじゃ弾けねぇぜ」という原作とはまた違った名言も発言。


クライマックスにて、ショックガンの一撃で倒れるのは同じだが本作ではのび太とロップルの2人の力となっており、のび太は照準を発射はロップルが担当。眉間を撃たれた後、洪水(ドラえもんが大型災難訓練機で発生させたもの)に沈んでいくという退場となった。


劇場版リメイク

バカラ(原作におけるボーガント)より上の立場(ボーガント/バカラの地位は採掘場の主任であるのに対し、彼の地位は差し詰め本社の係長あるいは課長クラス)になっている。


性格も旧作よりも残忍で狡猾になっており、アニメオリジナルキャラのモリーナに「自分はバーンズ博士(モリーナの父親)の仲間で博士が行方不明になった事故は仕組まれたものだった」と嘘を吹き込むことで超空間ゲートの場所を聞き出している。


のび太との一騎討ちの撃ち合いに敗れながらもすぐに立ち上がり、のび太を狙うもモリーナが庇ったことで失敗。コア破壊装置を起動させた後、バカラの部下のダウトやウーノと共に離脱するも宇宙警察に逮捕される。牢屋に入れられた直後、自分たちを倒したのび太を尊重するような発言をした。


ドラえもん&Fキャラオールスターズ ゆめの町、Fランド

川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムにて限定上映されている『Fシアター』にてまさかの再登場。

しかしこのシリーズ自体「Fキャラオールスターズ」として特に深い設定もなく様々なキャラクターが集まる物であり、実際の役柄もSF短編作品『休日のガンマン』の相手役というちょっとしたものであり、ガルタイト工業に所属する本人ではない模様。

とはいえ当シアター作品にカメオ出演以外で映画ドラえもんシリーズのキャラクターが登場することは異例であり、声優もリメイク版の大塚氏本人を呼んでいるなど特異な扱いであった(余談ながらFシアター作品はギラーミンに限らず異様なまでにオリジナルキャストを起用していることが特徴の一つである)。


備考

  • 名前の元ネタは、「タワーリング・インフェルノ」や「キングコング1976年版」などのハリウッド映画を手掛けた映画監督ジョン・ギラーミン
  • のび太との一騎打ちで、ニヤリと笑った直後に倒れるシーンは西部劇映画「ヴェラクルス」のオマージュ。

関連タグ

ドラえもん

のび太の宇宙開拓史

のび太

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