概要
寺沢武一の大人気SF漫画『COBRA』を原作として、PCエンジン CD-ROM²用ソフトとしてハドソンから発売されたゲーム。
主人公の宇宙海賊コブラの声優には山田康雄が担当しており、彼の演技がゲームの魅力を一層引き立てている。
第1作目「黒竜王の伝説」
1989年3月30日発売。
原作の「黒竜王の伝説」をアレンジしたストーリーをメインとしており、主人公「コブラ」を操作して、観光宇宙船クイーン・ラブ号を舞台に宝物を盗み出すために黒竜王との闘いに挑む内容。
ゲームはデジタルコミックの形式を取り、原作の絵を取り込んだ大量のグラフィックやアニメーション処理、声優を起用した音声台詞などが特徴。
また、従来のアドベンチャーゲームに見られた意地悪なフラグ探しを極力減らし、ストーリーを楽しむ事を主眼にしている。
第2作目「伝説の男」
1991年6月7日発売。
原作の「イレズミの三姉妹」を下敷きにしたオリジナルストーリーが展開され、さらに体力ゲージ付きの戦闘モードが追加され、さらにグラフィックがパワーアップしたが、逆にゲームオーバーの概念が導入されてしまった。
海外では1995年に『COBRA Legendary Bandit』という題名でメガCD（SEGA CD）でリリースされたが、音声とテキストは英語化されており、音楽・効果音に関しては別の物に差し代わっている。
関連タグ
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