「お前が本当に10億の価値があるのか…… 見させてもらう」
CV:柴田秀勝
概要
代行とは思えないほどの威厳と風格を持ち合わせているが、権力を自由に行使できる立場ではないため、大幹部である堂島宗兵を押しとどめることができずにいる。
代行に就く前にどのような組のトップだったかや東城会でどのような役職に就いていたか、二代目は誰だったのかなどの情報は不明。
東城会随一のヒットマンと称された風間新太郎のことを「一言でいえば一騎当千、惚れ惚れするような男気を持つ、本物の男」と高く評価しており、「もしやつを10億で買えるなら、俺は迷わず払う」と絶賛するほど風間のことを推している。また、桐生一馬のことも東城会本部で会った際に「あの風間が目をかけただけのことはある」と一目置いており、彼もいずれ「化ける」男になるかもしれないと桐生の価値を逸早く見出していた。
劇中では、立華不動産の社長・立華鉄に、堂島組に桐生から手を引くよう働きかけてほしいと懇願され、当初は断るつもりでいたが、ヤクザに物怖じしない器量の大きさに感服し、桐生を本家預かりの身として了承した。桐生たちが本部から去ろうとした際には組員を襲わせ桐生の覚悟を試そうとし、全員返り討ちにされた際にはその実力を認めた。
エピローグでは、幹部会議で日侠連総裁・世良勝を「カラの一坪」を手に入れた功績として本家若頭に指名し、自身は「俺の出る幕も終いだな」とその場を後にした。
余談
- 終盤では二代目が亡くなった際に彼が二代目代行に就いた事と本家若頭が長らく空席だと語っていたため、彼が本家若頭だった可能性が高い。
- 先代が亡くなり、なし崩し的に若頭だった二井原が二代目代行になったと思われるが、その際に東城会内部で跡目争いが起こったという情報がなかった為、東城会内部での人望もそれなりにあったと思われる。