日清食品
にっしんしょくひん
日清食品ホールディングス傘下の日本の食品メーカー。「チキンラーメン」「カップヌードル」などの即席麵で有名。
概要
1948年創業。
創業者は安藤百福。「チキンラーメン」「カップヌードル」で、インスタントラーメン、カップ麺の元祖として知られている(実際のところは各商品の記事を参照)。
即席麺で知られるが、「シスコーン」や「グラノーラ」シリーズなどのシリアル系を開発・販売する「日清シスコ」も本企業の系列に当たる。2007年には明星食品を子会社化している。
ネット受け重視の広告戦略をやっており、広告への気合の入れ方が「公式が病気」凄まじいことでも有名。
これは初期のチキンラーメンの販売戦略において躓いた際、テレビCMを用いて大々的に宣伝したことで大ヒットを飛ばした成功経験に端を発している。カップヌードルの成功もあさま山荘事件中継で機動隊が食べている様子が映ったのが大きかったといわれる。
以来、常に挑戦的なCMを打ち出し続けており、ときにわけのわからないものを生み出してお茶の間を騒然とさせたりすることも。近年ではキズナアイ・輝夜月・壱百満天原サロメといったバーチャルYouTuberを宣伝に起用するケースも散見される。
企業スローガンは「おいしい、の その先へ」だが、はっちゃけぶりから「おかしい、のその先へ」と言われる事もある。
特に有名なのは「カップヌードル」の具材「ダイスミンチ」で、ネット掲示板で「謎肉」という通称でネタにされることを逆手に取り、本社がこのビッグウェーブに乗っかるという手段に出ている。
Twitterでの広告活動も積極的で、予算度外視の試作品や非売品グッズを積極的につくっており、ある意味で関西発祥の企業らしい「芸人気質」が根強い。