謎肉
なぞにく
正式名称はダイスミンチ。ポークエキス、野菜などの原料を混ぜ合わせて成形し、フリーズドライ加工したもの。
その外見や味からは原料がわからず、ゆえに「謎肉」の愛称で呼ばれるようになった。
長年親しまれてきたが、2009年のリニューアルで、サイコロ状のチャーシュー「コロ・チャー」に取って代わられた(※メイン画像)。
これには批判の声も多かったため、2015年の再リニューアルで、コロ・チャーと合わせて入れられるようになった。
2016年9月5日に、カップヌードル生誕45周年を記念商品「カップヌードルビッグ "謎肉祭" 肉盛りペッパーしょうゆ」が発売したことで「謎肉」が正式名称として扱われることになった。
また、2017年夏にリニューアルしたチリトマトヌードルには、豚肉が主原料の通常の謎肉とは異なった「白い謎肉」が入っているが、こちらは鶏肉と野菜が主原料の謎肉で、トマト味のスープと相性が良い味付けになっている。
現在(当記事初版作成時点)はコロ・チャーは一般販売用に流通しておらず、カップヌードルミュージアム内ブース「マイカップヌードルファクトリー」でのトッピングのみとなっている(公式サイトは旧式ブラウザのIE等は非対応)。
2024年7月には、この謎肉の技術を利用してカレーメシの公式が「謎うな丼」を発売する予定であると発表した。発売は7月15日予定。
「カップヌードル ビッグ 帰ってきた謎肉祭W」(9月18日発売) - 日清食品グループ
マイカップヌードルファクトリー !!! CUPNOODLES MUSEUM
【この先、ネタバレ注意】
謎肉の主原料の正体、それは意外な事に大豆だったのである。
『ダイズミンチ』とは……まさに、この事か。
これによって、謎肉の謎に関しては幕引きがされる事になった。
一応、豚肉も入っているので肉というのも間違いではないのだが、長年肉と信じられてきたものの主原料が植物性であったという事実は、愛好家から大きな衝撃をもって受け止められた。
ちなみに『中華一番!』の作者小川悦司氏も、これをネタにしたイラストをTwitterにアップしている(『中華一番!』には、大豆を肉の代用にした料理がいくつか登場するため)。