概要
『仮面ライダーガッチャード』の登場人物である枝見鏡花とラケシスによるカップリング。
彼女は第27話にてウロボロス界へのゲートを開き、立ち直ったミナトを送り出した縁もあって枝見鏡花の元に助手として預けられることに。
量産型ヴァルバラッシャーも貰っていることからいざという時の戦力を与えるほど鏡花は彼女を気にかけていたといえる。
第32話では、りんねから三姉妹の正体について聞かれ、自分達がグリオンの手によって錬成されたホムンクルスであることを告げる。
そして、夢も希望も無いため人間とは相容れないと自虐するが、鏡花から「人間になればいいんじゃない?」と提案されたことに驚きを隠せず、実験対象として自身を嬉々とした表情で見る彼女に「ま、マジですの…?」と困惑していた。
そこからは、人間になるために「笑い」を勉強させられるわ、おつかいに行かされるわ鏡花から様々なことをさせられることに。
それでも、有り余る力を制御出来ずに暴走するクロトーの姿を見たこともあり、人形のままではいけないと痛感したラケシスは、錬金アカデミーにて鏡花から勧められたパクチーのせたこ焼き(さすがにスパナやミナトは引いていた代物)を頬張り、「私、人間になりますわ…。」と決心した。
第44話では、鏡花の手で人間になるための錬成を段階的に施されたことで感情が芽生え、笑顔を見せるようになった。しかし、モデルとなった人物の記憶を呼び起こす錬成を前に自身のこれまでの愚行を後悔し、「その人物もろくな人間では無い」と不安を零していたが、スパナから「自分に正直なのはお前の良いところだ。」と励まされた。
第45話で、ついに自分自身の前世の記憶を思い出し、「嫌な奴だったが嫌いにはなれなかった」と語っていた。
その後、鏡花とともにスパナが作った料理を食べながら談笑し、恋愛面で茶化されるなど楽しそうにしていたが、ふとグリオンの言葉を思い出してしまい不安に駆られていた。
第46話では、暴徒が鏡花の研究所を襲撃したため応戦しようとしたが、民間人故に鏡花が手を出さないよう指示したため傍観することしかできなかった。
第47話では、ケミー放棄を宣言したスパナから「鏡花さんを頼むぞ」と言われたことで、自身がスパナに代わって鏡花を守ると宣言するかのようにヴァルバラッシャーを抱え、険しい表情をしていた。
第49話で、鏡花から依頼される形でスパナの行方をしらみつぶしに探しており、九堂風雅の研究所でやっと発見。
しかし、ギギストの襲撃を受けてしまい自身も怪我をしたことで撤退に追い込まれ、宝太郎達に連絡するのが精一杯だった。
その後、スパナが仮面ライダーヴァルバラド黒鋼へと覚醒しギギストに引導を渡したことで2人はスパナの姿を感慨深く見ていたが、その直後エルドラゴンがギギストの賢者の石を回収。それを捕まえたラケシスだが、その直後グリオンの凶弾を受け死亡してしまう。この残酷な最期に鏡花は「ラケちゃん…。」と呟くことしかできなかった。