「エルドラゴーン……!!」
「ゴォールデンブレスゥゥゥ!!」
データ
概要
『仮面ライダーガッチャード』に登場するダークエーテルケミーの一種。
ダークエーテルケミーカードに封じた状態でエルドラドライバーに装填する事で、仮面ライダーエルドへの変身に用いられる。
金色をあしらった黒い身体と虹色に時折光る赤い瞳、一角獣の如き角と悪魔を思わせる下向きの双角の計3本の角を持つ。さながら文字通りデフォルメされた邪竜といった印象を与える。
レインボーケミー「ニジゴン」に酷似しているが、レプリニジゴンでは無い。
また、ニジゴンの背中の「ニジーアーチ」に似た紫色の部位は羽根として機能する。
別名は「冥黒竜エルドラゴン」。
カードの造形は骨を模した縁部分が金色。裏面はマスクシルエットが存在しない、どす黒い赤黒い色の配色に変化している。
3人の冥黒王たちの体内にある賢者の石とグリオンが複製した自らの魂を錬成させることで誕生した。
そのような経緯もあってか、もっぱら無感情ながらドスの効いた声色の鳴き声を発し台詞らしい台詞と言えば後述の変身に使用された際の項目冒頭の『ゴールデンブレス』のみで意思や自我は希薄であり、実態は半自立型の人形にして物言わぬ変身アイテムに近く、陽気かつ軽快な口調で人語を話し宝太郎達と交流を深めていったニジゴンと色んな意味で対となる存在となっている。それを表すように、カードのイラストもニジゴンを反転させたものとなっている。
仮面ライダーヴァルバラド黒鋼によってギギストが撃破された後に姿を現し、すぐさま賢者の石を回収している。一度はラケシスに捕まってしまい窮地に陥るが、グリオンに取り戻されてカードへ再封印された。
エルドVSレインボーガッチャードの最終決戦の際には、ニジゴンに相対してプレスをぶつけ合うシーンが描かれた。
その後、アルティマスチームホッパーへと強化変身を遂げた宝太郎との激戦の末にグリオンが敗れ、ドライバーもろとも破壊されて消滅したと思われるが、現時点で詳細は不明。
余談
- 視聴者からはニジゴンにあやかって早速「エルゴン」というあだ名を付けられた。
- 声はニジゴンと同じ岡本信彦氏だが、声色が異なり上述のようにドスの効いたものになっている。
- キバ超全集にて語られた裏設定として、キャッスルドランやタツロットたちドラン族の一種として全く同名のエルドラゴンという名前が語られている。同様に語られた名前の中にタツロットに改造されたゴルディワイバーンがあるため、個人名ではなく種族の名前だと思われる。
- ニジゴンに似ているが、ガッチェンジによるバックルモードへの移行が存在するかは不明。少なくとも、仮面ライダーエルドへの変身では用いられなかった。
- 「仮面ライダーエルドラドのバックルとして、本編後の外伝作品に登場するのでは?」という予想もある。
関連タグ
黒いツムリ:前作に登場した、物語の根源を成す力の複製品にしてラスボスの傀儡繋がり。