概要
「天外魔境Ⅱ」に登場するキャラクターたち。伊賀忍者の頭領である百々地丹波の孫娘(花火、まつり、みこし)のことで、くノ一三姉妹の総称。「太夫」と呼ばれるだけあり三人とも美人。
祖父の丹波を菊五郎から救出した戦国卍丸に対する恩返しのため、随所で卍丸たちを助けてくれる。
性格はそれぞれ違っていて、花火は思慮深い姉属性、まつりは勝気な幼なじみ属性、みこしはおっとり系の妹属性である。
地獄城では卍丸たちを脱出させるために、姉妹全員が犠牲になるが、エンディングで生き返った。
桝田省治によると、あからさまにヲタク市場対策で入れたキャラで、忍者のくせにやたら露出度が高い衣装なのもそういう理由からとのこと。
天外魔境Ⅱの一年後を描く『風雲カブキ伝』によると、卍丸と絹のその後の関係性は冷めつつある…というか絹が卍丸に見切りをつけている方向に進んでいるらしいので、それが本当だとすれば、三太夫の誰か(あるいは全員)が卍丸とくっつくという大穴展開も、あり得なくはない話である。
髑髏譚では
『天外魔境I・II架話 髑髏譚 -SKULL TALE-』には長女の花火だけ登場し、まつりとみこしについては菊五郎の会話の中でふれられている。
ゲーム本編とは設定が少し違っている。忍者であり、それぞれ「花火大夫」「祭大夫」「神輿大夫」と呼ばれている三姉妹。
花火は菊五郎と知り合いであり、菊五郎は祭や神輿ともちょこっと一緒に遊んだことがあると話していた。菊五郎曰く「神輿はまだションベンたれのガキ」と言っていたことから、神輿はまだ子供の頃と思われる。
花火たちはネの一族と敵対関係にあるが、菊五郎がネの一族と知らないため、普通に会話する仲で腐れ縁。花火は菊五郎の初恋の相手で「やらせてほしい」と頼んだこともあった。花火は「団十郎」という遊び人のところにいて、その団十郎は会話の中でのみの登場だったが、カブキ団十郎のことだと思われる。
関連タグ
「百地三太夫」は間違い