花火(天外魔境)
はなび
「ま…卍丸様をこのような目にあわすなんて…ゆ…ゆるせなーーーーーーい!!」
「あらっいやだわ。卍丸様にはしたないところをお見せして申しわけありませんわ…」
CV:木下千鶴子
「天外魔境Ⅱ」に登場するキャラクター。
伊賀忍者の頭領である百々地丹波の孫娘でくの一三姉妹『百々地三太夫』の長女。まつりとみこしの姉。火器の扱いに長けている美女で大砲を武器にしている。
丹波を救出後、彼から「嘆きの指輪」をもらった後に串本村に訪れると登場する。祖父の丹波を菊五郎から救出した卍丸への恩返しのため、随所で卍丸たちを助けてくれる。
姉妹の中で一番淑やかで思慮深い性格だが、怒ると周りが見えなくなるほど見境がつかなくなり、大砲を平気でぶっ放す。まつり曰く「お姉はカッとなると見境がつかなくなるからこわいよな…」とのこと。富山城で卍丸と極楽が罠にはめられて檻に閉じ込められたときは、「卍丸様をこのような目にあわすなんて許せない」と激怒して、それによって卍丸たちが巻きこまれて黒こげになってしまうこともあった。
卍丸のことは「卍丸様」と呼ぶ。
ちなみに隠れ里の忍者から、まつりが卍丸に想いを寄せていることが聞ける。
地獄城では、卍丸たちを脱出させるために命を賭して脱出路を切り開くものの、落盤で命を落とすが、エンディングでマリの力によって生き返った。
『天外魔境I・II架話 髑髏譚 -SKULL TALE-』にも登場。ゲーム本編と設定が少し違っている。
『花火大夫』と呼ばれている火薬使いの忍者。現在は、以前世話になったお初の仇討ちの手伝いをしている。
菊五郎とは知り合い。菊五郎からは「姉ちゃん」と呼ばれている。花火は菊五郎がネの一族とは知らないために、普通に接している腐れ縁。菊五郎の初恋の女性だが、花火は菊五郎を弟みたいに扱っているため、「ちょっとスケベなガキでな、何かというとあたいの尻、触るんや」と話していて、そういった対象としてはまったく見ていない。
花火は『団十郎』という遊び人のところにいたこともあり、その団十郎というのは会話の中でのみの登場だったが、多分この人である。