「既に種は仕込んであります。明日をお楽しみに」
詳細
CV/人間態:金剛地武志(第2話ではネタバレ防止の為ノンクレジット)
第2-3話に登場した通常ファントム。
ミサが新たに発見したゲートを絶望させる為、幹部ファントム達から指示を受けて行動を開始した。ゲートに襲いかかる途中でウィザードと戦闘になるも、火炎放射で怯ませた隙に逃走。後に奈良瞬平がゲートと判明し、グールに瞬平を襲わせるも、瞬平は呪文と共に手から炎を出してグールを怯ませた後、大門凛子に助けられて逃走してしまう。その後グールがウィザードに一掃された為、ブラックドッグで逃走するが、ウィザードが乗るマシンウインガーとのバイク戦の末、フレイムスタイルのシューティングストライクを受け、そのまま工場に突っ込んで爆死したと思われていた。
幹部達には忠実(ただし、ユウゴの事は小馬鹿にしているような描写が見られる)だが、性格はミノタウロスよりも外道極まりない。
外見
炎で覆われた黒い身体の怪人。炎のような頭部に青い単眼、牙で覆われた巨大な口を持つ。
原典のヘルハウンドは黒い犬の妖怪だが、共通しているのは黒い身体だけで風貌にイヌの意図は見られない。
頭部は侍戦隊シンケンジャーに登場したナナシ連中に似ている。
能力
頭部の口から光弾や火炎を放って攻撃する。接近戦でも手に持った剣で対応可能。
バイクの腕もかなりの物で、専用マシン「ブラックドッグ」を乗り回す。
これらの他にも、更にある奥の手を持つ。
備考
演者のツイッターで第2話の放送前に正体のネタバレがされてしまっている。
関連タグ
仮面ライダーウィザード ファントム(仮面ライダーウィザード) 奈良瞬平
正体
※第3話のネタバレを含む為、記事の閲覧には注意
実は爆発したのはブラックドッグだけで、ヘルハウンド自身は影に入って移動する奥の手を使って生き延びていた。人間の影に入る事で相手を操る事も出来、瞬平が炎を手から出せたのも、瞬平の影に入ったヘルハウンドが瞬平の手を通して炎を放っていただけであった。
これによって魔法が使えると錯覚して町で魔法を披露している瞬平に、自らの宿主であるTV番組の司会者・田島一夫の姿で近付き、TV番組でも瞬平に魔法を披露させた。その後TV局での生放送で魔法を使用できず困った瞬平に本性を露わにして
「田島なんて人間はとっくの昔に死んでるんだよ。俺というファントムを産み出してな」
と正体を明かした後、瞬平を影から操り、彼のお気に入りの本を燃やして絶望に追い込み、新たな巨大ファントム・サイクロプスを瞬平のアンダーワールドに誕生させた。
駆けつけたウィザードも影から攻める事で圧倒するが、ライトリングで影を消される事で能力を封じられて弱体化。炎で攻撃するもウォータースタイルの能力には通じず、最期はウォータースタイルのスラッシュストライクを受けて爆死、完全に倒された。
サイクロプスも現実世界に出る前にウィザードラゴンとウィザードの連携によるキックストライクで倒され、瞬平のファントム化は阻止された。
この時に田島の正体やヘルハウンドとウィザードが戦う様子が番組で放送されていたが、凛子の話によるとこの出来事は警察上層部によって情報操作されて揉み消されたらしい。